今週で36週、アカサンはラストスパートをかけるべく日に日に私のお腹は大きくなってます。動きが制限されるだけでなく、着るものも制限されるんですね、妊婦って。そうそう、そんな妊婦ライフを支えてくれるインド服があるので今日はご紹介♪
私の場合は常夏のインドで冬服がいらないことと、途中3ヶ月程自宅軟禁で外出が多くなかったことから、結局マタニティ服らしきものはテーラーで作ったワンピース1枚だけで済みました。手持ちのゆるめのデザインのワンピースが役立ったことと、妊娠初期は普通服のウエスト部分を緩めて乗り越え、中期以降はこちらで一般的なパンツスタイルの”サルワール・カミーズ”を着ていました。

インドといえばサリー、のイメージが強い女性の服装ですが、実はこのサルワール・カミーズ(パンジャビスーツの名前なら聞いたことがあるかも?)がサリーよりも幅を利かせています。この服はチュニック丈の上着(カミーズ)とパンツ(サルワール*1)、ショール(ドゥパター)からなる3点セットで構成されていてノースリーブあり、短め丈あり、細見パンツあり、とデザインが豊富です。足裁きがいいことから、会社勤めのOLさんの通常着です(写真はだんな君の会社の女子社員ちゃん達・・・カラフルでしょ?photo by だんな君)。既にセット売りされているものもありますが、通常は各自布屋へ行ってオリジナルのデザインでお仕立てします。サルワール用のセット布が沢山あるのでそこから選ぶことが多いみたい。私はこのセットのうちショールのデザインに惹かれて+サリーよりも気軽だし、妊婦になる以前から何枚か購入していました。このサルワールは普通既製品でもある程度丈や幅などを補正してぴったりサイズで着ることがおしゃれなんですが、なぜかパンツのウエスト部分だけはフリーサイズ(140cm!!)のつくりになっているのです。ウエストサイズに一番影響が出る妊婦生活には、このデザインは超便利なわけです。サリーはちらみせファッションでお腹をだすことから妊婦さんにはサルワールのほうが断然お薦めでもあります。実際病院でもお腹の大きい人はほとんどがサルワール。ちなみにムンバイは洋服を着る人もすごく増えています。

初登場、先週撮影のbeniです。体重増え気味なんですが(既に+11kg突破)、日本と違って先生に褒められてます。。。だって、サリーの下から見える先生のお腹のほうが私よりも豊かなんですもの。。。
※ちなみにパジャマ用にはタイのフィッシャーマンズパンツといわれるカンケーンレーをはいてます。これまたウエストフリーサイズ、民族衣装って便利ね。
*1:細見のパンツはチュリダーと呼ばれ、裾をクシュクシュにたるませたスパッツみたいにして履きます。若い子はこっちのほうが好きなんだって。おまけ:分かりやすい
サイトがあったのでご興味ある方はどうぞ。