その後、アウランガバード中心部へ移動し、ミニタージといわれるビビ・カ・マクバラ(Bibi-ka-Maqbara)へ。ここは、アウラングゼーブ帝の息子が母(Begum Rabia Durani)の記念にタージマハルを真似して建てたもの。そこまで予算はかけられなかったというけれど、ドームには大理石が使われていて、写真に収めてみると、おぉ、タージマハルに見えますね。だんな君曰く、写真を見た会社の同僚インド人もほとんど見間違えたとか。。。タージマハル行ってきたのぉ?って聞いてきたって。
このアウランガバードはご想像のとおり?アウラングゼーブ帝の名前をとってつけられた街。アウラングゼーブ帝とはムガール王朝6代目皇帝(タージマハルを 作ったのは5代目シャー・ジャハーン)。イスラム関係の建物も残されており、その中でもパンチャッキ(Panchakki)は有名とのことで行ってみた。 アウラングゼーブ帝の師匠の墓を備えた公園。噴水があるとのことだったので、覗いてみるとあらびっくり、この施設、灌漑技術を使用した噴水と貯水池だった のです。1744年に作られたこの施設(観光パンフでは1695年となっている)、5km程離れた丘から水を引き、瀧を作り、その動力で製粉機を回し て、噴水と池に水をめぐらせるという超エコロジカル且つ先進的ななシステム。
ロシア地域から引越てきたイスラム教のお坊さんが先導して作ったということが 園内の記念碑には書かれていました。アウランガバード周辺で大理石が採れるということで、パンチャッキでは大理石の土産やが並んでいました。前から欲し かったチャパティのし台がたくさんあったので、値段を聞いてみると、ムンバイのマーケットの約半額!こりゃあ買うしかないでしょうということでちょっとお 値引き交渉し、200Rsで購入。重いけど思い切ってみました(でも帰り運んだのはだんな君でした・・・)。
この後ドライバーさんのご提案により現地の織物ヒムル織(Himroo)の店に行って織物見学をしましたが、素敵な織物でしたが今回は大理石に満足してい たので買わず。ウール、綿、シルク、金糸と様々な素材で300年前から伝わる図柄を織り込むこのHimroo織、全部手作業なのにストールは500Rsく らいで買えるものばかり。落ち着いた風合いがお母さん世代には受けるのではないかしらと思いました。日本語のうまいお兄さんがいたので、結構ツアー客に商 売できてるのかな。日本ではパシュミナがあまりにも有名なので、Himurooの存在は薄い気がしますが、ものはとても良かったです。お兄さんにはブラン ド価値を高めなくっちゃあね、とアドバイス?しておきました。まず、お店のウェブサイトをもたなくっち、とか。だって、口コミの紹介とかできないじゃない ね。また、行くことあったらお店に立ち寄って吟味してみようと思います。
2007年2月23日金曜日
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