2007年12月20日木曜日

12月12日

先週、12月12日に、我が家のアカサンがこの世に降りてきました♪

3250gの男の子です。
破水から5時間強のスピード出産でした(・・;)。
やっと1週間経ち、昨日の検診で体重もしっかり増えていて問題なしといわれたのでほっとしていますが、この1週間、体と状況の急激な変化に気持ちがついていくのがやっとというかんじです。助っ人くーさんの24時間体制のヘルプのおかげでほんとうに安心してお世話生活が送れているのが有り難い限りな毎日を過ごしてます。出産後の入院は4日間ほど滞在しましたが、分娩関連も含めてブログネタ満載な日々です。またおちついたら皆さまにご報告したく。。。

文字を読んだりするとまだまだ疲労が激しいので、それに、やっぱりお世話って忙しい!!ので、しばらくブログの更新やいただいたメールへのお返事も遅れてしまうことになりそうですが、皆さま宜しくおねがいします~。母子ともに元気にやっておりますので。

クリスマス前出産だけど、ちっともそんな気がしないムンバイです。
でも一番過ごし易い季節で、汗をかきすぎることなく過ごせてよかった~♪
(でも冷や汗は毎日。。。)

2007年12月12日水曜日

ひとめぼれした物

現在39週、まだまだアカサンは私のおなかでゆっくりされております。。。

そんな合間に助っ人くーさんとお買物に行ったりしています。この間本屋さんでひとめぼれして買ってしまったのがこちら。。。『Eric Carle's Very Special Baby Book』です。Eric Carleは日本でも「はらぺこあおむし」(まさにこの表紙の絵)で有名な絵本作家さんですが、色使いがとっても美しいので私も大好きです。今回買ったこの本は、赤ちゃんの誕生について書き込む形式の本、こういうのなんていうんでしたっけ、ベビーブックっていうか、写真を貼ったり、産まれた日付や体重、手形足型、両親のこと、メッセージなんかを書くあれ、です。以前からちょこっと本屋で探していたのですが、日本に帰ってから買おうかなと思っていたけど、この本をみたら引き込まれてしまって、くーさんに相談したら、自分ももっててすごくよかったよーっていうことだったので買ってしまいました。この本の良いところは、絵本みたいに見れるし、写真の枠だけでもカラフルだし、一番よかったのが?あまり文章を書かせすぎないところ(笑)、です。写真枠が多いのも嬉しいかな。だって結局後から見たいのはその時の写真とちょっとしたコメントだと思うものね。ちょこっとづつ写真やコメントを書くのが今からとっても楽しみになりました♪

2007年12月9日日曜日

助っ人到着!!

先週、だんな君の妹くーさんがインドに到着しました。
私がアカサンをこちらで出産することになってから、紆余曲折ありつつも結局急遽助っ人としてこちらへ来る手配をしてくれました。彼女は昨年出産を経験していて、なおかつ旅慣れていることから、お願いするこちらもとっても安心しきってインドに迎えることができました。まだ予定日までは時間があるのですが、散々ドクターから早産かも!といわれていることから少し早めのスケジューリングにしたのだけど、うーん、なんだかアカサンはどっしり構えて?お誕生の気配を感じないなぁ。。。いつ陣痛が来てもいいはずなのに、私までこのままなんだかくーさんのインド観光が無事終わりますようにみたいな感覚になっちゃって、あれあれ、本末転倒~!

この数日間はくーさんに色々とお産に関して教えてもらったり、一緒にドクターにも会いに行って、入院準備グッズもそろえて、と準備万端になりましたのであとは私とアカサンがリラーックスするだけなんだよね。今のうちにやれることをやっておきたい、とブログをつけたり、料理をしたり、年賀状の準備をしたり、忙しくならない程度に活動しておこうっと。

ムンバイは日本食の材料入手がとっても難しい場所。だからくーさんは沢山の救援物資なるものをスーツケースに満載してきてくれました(一部はこっそりと・・・)♪彼女が来てから、焼肉、お好み焼き、アジの干物、ごぼうきんぴら、、、毎日おいしい和食に恵まれていて幸せ~(^o^)。この日はごぼうハンバーグをメインにしたお食事を3人で分担してこしらえました。付け合せのレンコンも大葉の薬味などもふんだんに入っておいしかった!!

2007年12月1日土曜日

オムツ考

もういつ生まれてもいいという期間(37週~)になりましたので本来ならば分娩入院の為の準備を整えていなくてはならない時期だけど、ここへきて”やっぱり布オムツ?”と思い始めてます。

インドにも紙おむつはあるので使うつもりでいました。日本に比べて品質は劣る上単価が高いということはどの国へ行っても同じ事だと思うし、手間がはぶけるのなら身近で入手できる紙おむつを積極的に使おうと思っていました。が、スーパーで調べてみると新生児紙おむつで平均10Rs(約30円)/枚。新生児は1日10回程取り替えるというから、毎日300円×1ヶ月=9,000円:3,000Rsか、結構な値段だ・・・。それに、どこかで”赤ちゃんにとっては布が一番!”という神話?記憶が残っていて、できれば布がいいなぁという憧れみたいなものもあり(賛否両論でしょうが・・・)、幸いここでは1日おきにメイドさんが来てくれる状況にあるから、せめて家の中にいる時だけでも布を使ってみようかなと思い始めました。なんか、お金だけの問題じゃないかなとも思ったり、、自分も布世代なわけだし。品質は布オムツに関しても日本のものがやっぱり上だよという知人(こちらで出産した日本の方)と教えてもらったけど、今から布オムツを間に合うように速達してもらうと布って重いし結局費用的に意味がない。写真は病院の売店、侮れない品揃えの店。

インドのオムツ事情についてはメイドさんに聞いていたのだけど、薄い三角巾みたいな布で基本漏れちゃっても掃除すればいいんだよーのスタンスらしく(さすが~?)あまり参考にならないと思っていたので(笑)思い切ってドクターにも相談してみました。ドクターもメイドがいるなら布がお薦め、いないなら紙を薦める、楽なほうを選びなさいといった上で病院の売店でお薦め布オムツをレクチャーしてくれました。

ドクターのお薦めは50cm四方の布っきれ、いわゆる正方形オムツというやつ。1枚布を折ってお腹のところで安全ピンで留めるもの(安全ピンは大丈夫なのか不安・・・)。でも入院時は布を折っている暇がないかもしれないからインドで昔から使われている三角巾タイプのものにしたほうがよいと(上の写真は写真は開いたところ)。必要に応じてオムツカバーをするのだけど売店にあったものは通気性が悪そうで、とりあえず保留。基本はおねしょシーツの上に寝かせるからカバーなしで大丈夫なのだとか(びっくり、メイドさんと同じ事いってるし)。。お値段を言えば正方形オムツは40Rs/枚、今後用意するとしても30枚程で=1,200Rs、三角形オムツも30Rs/枚程度。カバーやライナーを使ったとしても合計で3,000Rsを超えることはなさそう。。。

結局最低限の量だけ布を買ってみて、紙と併用しながら様子をみてみようとだんな君と考えるに至りました。布でかぶれちゃう子もいるというし、インドで子育てはおそらくあと4ヶ月くらいのことだろうし、等々考えることはありますが、やめたくなったら正方形オムツは雑巾とかにもできるし、なんて調子のいいこといいつつ試してみようと思ってます。

おまけ、正方形オムツのセッティング方法:
正方形を半分にし、片側だけ三角に折る。



裏返して折ってない側を折りたたみ厚みを作る。
この状態で赤ちゃんを置く。


厚み部分を赤ちゃんの股間に挟むようにして両サイドの羽部分をお腹の上にもってきて、安全ピンで留める。カバーを使っても良い。

2007年11月27日火曜日

出張星占い

ただ漠然と、インドは占星術が有名だからアカサンが生まれたら出生日に基づくホロスコープを作ってもらえたらインドで生まれたいい思い出になるんじゃないかな、と思っていました。そうしてたら今月に入って知人から旅先で占星術してもらってきたよという話を聞き、しかもその人が今月ムンバイに仕事に来るからチャンスがあったら占ってもらう?と紹介してくれたのです。とってもいい人だったからまずは自分のことを占ってもらったら?という知人の進言に、うちへ来てもらい私のホロスコープを直接見てもらうことになりました。はっきりいってまともに占いをしてもらうのは人生初体験、柄にもなく緊張してみたりして。。。

イメージとして紙にホロスコープを書き込んであって取っておけるものと思っていましたが、うちへ来た占星術師さんはチョークでテーブルに直接書き込み、星をあらわす貝殻や石を計算に基づき載せていくという方法をとっていました。先に伝えておいた”生年月日””出生時間””出生場所”の3つから(情報はこれだけ)数字を出し表にしていきます。その表に基づいて今の自分の状況や出生から今までのこと、今後の人生のことを分析してくれるのですが、ひとつひとつ星の位置の説明をしてそれをどのように解釈するかということを教えてくれました。知人がいうようにこの方は人柄のとてもいい人で、占いにもそれが現れているというか、解釈の方法がとってもポジティブになれるものだったので、結果はなんだかとってもいいことずくめだったのですが、特に面白かったのがこちらから何も情報を与えていないのにもかかわらず”私が仕事を辞めてインドに来ることに決めた時期が今の状況にとてもいい影響を与えている”ということをいわれたことでした。その時期に変化を求めること、引越しをすることは”吉”だったのだそうです。その結果アカサンが私達のところに来てくれたと考えると来るべき時期だったからなのかな~なんて思いました。その他沢山のことを質問して(詳細はヒミツ♪)、約1時間のセッションになりました。そうそう、意外なことに歌の才能があるから伸ばしなさいなんていわれました。カラオケとか苦手なんだけど、そういわれちゃうとちょっとその気になってみたりして。まずはお風呂で練習しようか??

ちなみに、今回彼がムンバイに来たのはクライアントの結婚式に参加する為だとか。その結婚式の日取りやその前の結納日の日取り等も相談を受けて占星術で決めたそうです。人生に16個の節目があってそのすべてに占星術は使われるのだと教えてくれました。子供の出生日についてもアドバイスするのだとか(えっ?)。知らなくて驚いたのは、占星術がアーユルヴェーダと密接に関わっているということ。アーユルヴェーダのお医者様が診断する際に、ホロスコープの位置により処方するお薬も変わるのだそう。ホロスコープからもその人の体・性格の種別(ヴァータ・ピッタ・カパの3型)が現れているって。その他もちろんのことヒンズー教とも繋がっていて占う前と後にお祈りも欠かしていませんでした。”星占い”といってもインドの長い長い歴史の中で人の生活に結びついた深いものなんだなーと改めてインドおそるべしって思いました。そして、アカサンが生まれたらアカサンの為に占ってもらうっていう約束もしてもらいました♪

注:インド占星術は西洋占星術とは23度の緯度の差?により計算方法が違うそうです。

2007年11月25日日曜日

ベビーベッドが来た!

やっと、ベビーベッドが届きました。ディワリの連休中に注文したものでなんだかだと遅れて今週末になりました(3日で届くといわれたけど結局2週間でした・・・)。実は家から歩いていける場所に新しくベビーグッズショップが先月オープンしたので自主リハビリの際(笑)に行ってみたのです。そのお店はインド全体に店舗を増やしている英系のチェーン店で主にショッピングモールに入っていますが、私が住む街は路面店です。デザインの可愛い輸入品が多いことからちょっと余裕のあるインド人対象に伸びているようですが、ここでは外国人が多いので受けるという戦略らしいです。

さて、前置きが長くなりましたが、お店の販売員さんとお手伝い君(店舗で掃除係の子)がオートリキシャーにのって、うちへ配達に来ました。この販売員のおじさんはお店に見に行った時からすごく積極的で私達が視線を送った商品のほぼ全てを説明しようとするくらいの勢いで、その必死さが可笑しくってしょうがなくて、印象はとってもよかったのでした。そのおじさんはセールスマネージャーみたいだったからまさか自分で配達までするとは思わなくて、本人が玄関前にいてびっくりしました。色々話してたら新規オープンでまだまだお客さんが少ないとのことで、お腹の大きい私がだんな君付で来店したらそりゃー絶対買うお客さんってわかるもの、張り切るはずですよね。しかも自ら組み立てて、お手伝い君は立っているだけ。。。やはり分業の国??

出産後長くこちらにいるわけでもないし、こちらで出産した友達曰く、結構添い寝しちゃう上にベッドの規格が日本と微妙に違うよときいていたので、ベビーベッドの購入は悩みましたが買ってみると気分が盛り上がってきました。私達のベッドルームの端に前から象の絵と友達からもらったおもちゃを飾っていたのですが、そこにベッドを置くと”アカサンコーナー”が出来た感じがして、早速以前に用意していた象さんのお布団セットをのせてみました。うーん、かわいい(自己満足)♪

しかし、いつも思うことなのですが、自分が外出する場合は馴染んでしまって気がつかないことが多いのだけど、地元の人がうちへ来るとその後のなんともいえない香りが強烈に残ります。お水の配達でちょこっと家に来た人でさえもすごいスパイス臭なのですが、今日は二人で30分くらい働いてくれてたので、帰った後はしばらくそのスパイス臭が部屋中にあって改めて驚きました。お香たっぷり焚いておけばよかったかな~。イジワルというんでなく、もう普通に。

2007年11月20日火曜日

マタニティ服はインド服で!

今週で36週、アカサンはラストスパートをかけるべく日に日に私のお腹は大きくなってます。動きが制限されるだけでなく、着るものも制限されるんですね、妊婦って。そうそう、そんな妊婦ライフを支えてくれるインド服があるので今日はご紹介♪

私の場合は常夏のインドで冬服がいらないことと、途中3ヶ月程自宅軟禁で外出が多くなかったことから、結局マタニティ服らしきものはテーラーで作ったワンピース1枚だけで済みました。手持ちのゆるめのデザインのワンピースが役立ったことと、妊娠初期は普通服のウエスト部分を緩めて乗り越え、中期以降はこちらで一般的なパンツスタイルの”サルワール・カミーズ”を着ていました。

インドといえばサリー、のイメージが強い女性の服装ですが、実はこのサルワール・カミーズ(パンジャビスーツの名前なら聞いたことがあるかも?)がサリーよりも幅を利かせています。この服はチュニック丈の上着(カミーズ)とパンツ(サルワール*1)、ショール(ドゥパター)からなる3点セットで構成されていてノースリーブあり、短め丈あり、細見パンツあり、とデザインが豊富です。足裁きがいいことから、会社勤めのOLさんの通常着です(写真はだんな君の会社の女子社員ちゃん達・・・カラフルでしょ?photo by だんな君)。既にセット売りされているものもありますが、通常は各自布屋へ行ってオリジナルのデザインでお仕立てします。サルワール用のセット布が沢山あるのでそこから選ぶことが多いみたい。私はこのセットのうちショールのデザインに惹かれて+サリーよりも気軽だし、妊婦になる以前から何枚か購入していました。このサルワールは普通既製品でもある程度丈や幅などを補正してぴったりサイズで着ることがおしゃれなんですが、なぜかパンツのウエスト部分だけはフリーサイズ(140cm!!)のつくりになっているのです。ウエストサイズに一番影響が出る妊婦生活には、このデザインは超便利なわけです。サリーはちらみせファッションでお腹をだすことから妊婦さんにはサルワールのほうが断然お薦めでもあります。実際病院でもお腹の大きい人はほとんどがサルワール。ちなみにムンバイは洋服を着る人もすごく増えています。

初登場、先週撮影のbeniです。体重増え気味なんですが(既に+11kg突破)、日本と違って先生に褒められてます。。。だって、サリーの下から見える先生のお腹のほうが私よりも豊かなんですもの。。。
※ちなみにパジャマ用にはタイのフィッシャーマンズパンツといわれるカンケーンレーをはいてます。これまたウエストフリーサイズ、民族衣装って便利ね。
*1:細見のパンツはチュリダーと呼ばれ、裾をクシュクシュにたるませたスパッツみたいにして履きます。若い子はこっちのほうが好きなんだって。おまけ:分かりやすいサイトがあったのでご興味ある方はどうぞ。

2007年11月16日金曜日

出産グッズの準備

やっとゲレンデベッド解禁の指示がドクターから出ました。家の中でならある程度動き始めていいとのことですが運動は再来週まで待つ、というこに。実は先週の超音波検診後から食事を作ったりとちょこちょこ動き始めていたのですが、正式にOKが出て、本当に嬉しい!今までお店にもいけなかったので自分でベビーグッズを見に行くことが全くできておらず、ネットで少しだけ見て実家から送ってもらったり、先輩ママの友人から譲ってもらったりでなんとか準備というかんじでした。病院からも出産時に持参するリストをもらっていたので、足りないものを補うべく診察帰りに病院の売店によって買物してきました。この売店(写真とってこればよかった~)、ドア1個分くらいの幅しかないのに品揃えが凄い、特にベビー用品は赤ちゃん本舗も真っ青!ってなくらい揃ってます。出産時は荷物そんなに必要ないときくけど、私の病院は出産入院時のベビー服やタオル、シーツ類は自分で用意することになっているのです(なぜか妊婦用パジャマは支給される)。リストには肌着1ダースとか、シーツ1ダースって書いてある、ベビー用帽子も3枚とかって、うそ~?またリストも適当やなーと思ってお店の人に言うと、そんなに必要ないっすよ、といわれる始末。やっぱり。この国は常に情報を鵜呑みにしたらいけません。シーツやマットを規定の半分と肌着を少し買って様子を見ることにしました。やっぱベビー服って小さくて可愛い~♪やっと妊婦生活の楽しみを享受できたと実感。

日本製のほうがいいものは日本から送ってもらおうと思っているのですが、かさばるものは避けたいから悩んでいたのが”授乳用クッション”。友達が使っているのを見て便利そう~とチェックしてました。なので結局作ることにしました。とはいってもミシンもまともな裁縫道具さえ持ってきてない私。型紙になる紙はもらい物の封筒を開いて、クッション本体の布は腹帯のさらしを切って、カバーはテーラーに使った布の残り、クッション綿はゲレンデベッドを支えていた抱き枕を少し崩して、、、。もちろん全部手縫い(ボタン付け糸で)、マチ針の代わりに安全ピン、のサバイバルソーイングでした。でも充分使えそうで、今は椅子の背もたれになってます。アカサンも気に入ってくれるとよいのですが。ちょっと大きなお尻の人形みたいに見えるなあ。。。

2007年11月13日火曜日

超音波

先日34週の超音波検診でお腹のアカサンは推定体重2200gと診断され、目標値を達成しほっとしています。早産の可能性を心配していたので「34週で2000gを超えるよう沢山栄養を取りなさい」とドクターからは言われていたのです。でももっともっと充分に育って欲しいので37週までは無理は禁物、今月末まであと少しの辛抱です。

こちらでは超音波のドクターと担当の産婦人科医は別で、予約システムも別になっており、産婦人科医の指示により超音波の課へ自分で予約を入れ、かつ超音波結果は2日後にしか分からない為、結果を待って再度担当ドクターのところへ行く、という手順が必要。なので今回の超音波検診をもとに、今後数週間をどのように過ごすべきかといった判断を今週ドクターと話しに行くことになっています。先月まで日本で出産するつもりだったので正直どんなお産になるのかまだドクターと殆ど話し合っていません。ほっておいたら”大丈夫よー”で全て済まされてしまいそうなので(そのくらいゆるーくて元気なドクターなの・・・)、今回は質問事項をしっかりリストしていこうと思ってます。無痛分娩であるということだけは聞き出してあるのだけど。。。極度の怖がり&痛がりなんだよね~私。

ちなみに、インドでは超音波から胎児の性別を判断することは法律で禁止されているのだそう。これは昔から男児を尊ぶ風潮があって(女児はお嫁に行く時お金を積まねばならない風習がある等から)性別が分かると堕胎したり生んでから間引きしたりする人が今でも後を立たないのだとか。外国人だから特例はないのかなーと思っていたのですが、昨今ルールが厳しくなっているらしく、例外なく宣誓書みたいな書類にサインを求められました。このルールを破ると聞いた患者と教えた医師両方に50万ルピー(約150万円)ずつの罰金と医師は免許剥奪なんだそう。だからうちのアカサンは生まれてからのお楽しみ。。。名前も両方考えておくことにしましたよ。

2007年11月9日金曜日

ディワリ

インドのお正月と言われるディワリというヒンズー教(*注1)のお祭りがありますが、今年は今日11月9日がディワリの中心日であるラクシュミー・プージャ(ラクシュミーという神様にお祈りする日)で祝日でした(太陰暦を使うので月の動きにより毎年変わる)。だんな君の会社もお休みで昨日から4連休、久々に家でのんびり過ごしています。

ディワリの前までは日本の年越しみたいなかんじで、家の大掃除をしたり、新しい服を買ったり、人にお菓子を配ったりとなにかと物入りなんだそうです。だから職場などではディワリ前にボーナスが支給されることが多いようです。そのためか、うちのアパートでもアパートの従業員(エレベーターマンや警備員)が10人くらいで箱を持ってチップを各家庭にもらいに来てました。ちなみにうちのメイドさんはクリスチャンなので特にお祝いはしないんだそうです。

ディワリは光のお祭りとも言われ電気や火を焚くことでお金の神様ラクシュミーが家に来てくれるらしく、街中で建物が電飾だらけになります。うちのベランダからも近くから遠くまでキラキラと皆競い合うように電気を消費しています。また、この期間は爆竹や花火もいたるところで爆発していて、それこそ爆弾か?と思うような光と振動が毎晩繰り広げられてます。特に花火なんて、日本の花火大会みたいに整備されてなくて、いきなり目の前の道でボンッと上ってうちのベランダ(高台の16F)前くらいで火花がぱらぱら・・・なんてこともあります。なかなか貴重な経験ではあります。でもほんとうにばかみたいに爆竹と花火がいたるところで毎晩爆発していて、苦情がでないのか?と思うほど。でもみんなで楽しんでいるのかなーと思うと、お祭り好きで平和な国だななんて思っちゃいます。

昨日病院へ行ったら病院内もディワリモードでメインフロアに飾りつけされてました。砂で文字を書くのはおめでたい時によくするそうですが、図柄の4角に蝋燭(多分ギーでつくる)がおかれて後で火を焚くようになってました。うちのお向かいさんもディワリ用に玄関前に砂飾りをしていました。また下の写真は見づらいですが向かいの1軒屋の電飾。家を取り囲むように電飾をつけ、デコレーションケーキのように見えます。

(*注1)ヒンズー教だけでなくジャイナ教、シーク教もお祝いをするらしい。

2007年11月6日火曜日

小説とコーヒー

ゲレンデベッド生活、継続中です。
ゴールまでもうちょっと・・・、横になりながらできることは限られているから、毎日毎日活字読みまくり。特に10月は沢山小説を読みました。軽いものだと午前と午後で1冊ずつ読めてしまうのでもう何冊読んだかしら。小説はどっぷりその世界にはまれるので時間を忘れることができて精神衛生上よいですね。推理小説やハードボイルド系、最近の人気作家さん、大河小説系、、、知人から借りまくりです。自分のチョイスではないので今まで知らなかったジャンルの本を読めるのが面白い。小説ばかりで飽きちゃうと雑誌や写真集を眺めたり漫画を読んだり。小説を読む時は、勝手に登場人物を誰が演じたらいいのかとか自分なりに映像化して読んでるんですが、面白いなーと思ったものってドラマや映画にちゃーんとなってたりするものですね。でもキャスティングが自分の思いと違ったり、小説には登場していた人物が削除されていたりするとちょっと残念。
中でも、何の前評判も聞かずに読んで、絶対映画化したらいいのに!って思っていた矢先、東京国際映画祭で上映~なんていうニュースを聞いたのが、「ミッドナイトイーグル」(高嶋哲夫作)でした。小説はテンポがよく、テーマも自衛隊と爆弾とっていうスリリングなものだけどもしかして有り得る?なんていう想像と、アメリカの軍事機密映画みたいな、、、っていうことで一人盛り上がっていたのですが、映画化されたものはだいぶ端折られちゃっているみたいで+主人公達の年齢も小説より若くしてるなー、まだ見ていないけどどうなんだろう。。小説と映画を別物と考えたほうがいいのかな。

で、こうやって小説を読んでいると、”コーヒーを飲む”しぐさがとっても多いことに気がつきました。”朝コーヒーを入れながら、、、”とか、”冷めたコーヒーを飲み込み”とかとか。。。男も女も朝も夜もコーヒー、珈琲、、。小説の中の展開をよりスムーズにする小道具というかんじ。最近私はカフェイン摂取を減らすべくコーヒー断ちをしていたのだけど(チャイや緑茶はたまに飲んでるから一緒だけど(^▽^;))、ムショウに飲みたくなってしまったので、母に日本からノンカフェインの珈琲豆を送ってもらっちゃいました♪待ちに待ったコーヒーはとってもおいしかったのです。

※写真は本文とは関係ないけど、、上:ご近所さんがランチに差し入れしてくれたポンフレ(まながつお)の煮付け。下:義妹が日本から送ってくれた水天宮の腹帯とお守り。あとちょっと頑張るぞぃ!!

2007年10月14日日曜日

ムンバイで出産に

またまたしばらくぶりの更新になってしまいました。
もう日本に帰ってきた?というご連絡をうけつつお返事もできずすみませんです。実はまだまだ自宅安静の日々が続いていたので、足を高く上げたゲレンデベッド(だんな君が命名)で毎日小説を読んだりして過ごしていました。
安静を頑張ってはいたのだけど、結局ドクターからの最終OKがでなくって、帰れなくなっちゃいました。幸い?だんな君の仕事予定も多少延びていることから、こちらで出産することに決めました~。皆様応援宜しくお願いいたします♪(あ、お腹のアカサンも私もとっても元気ですのでご心配なく。ただ家でなるべく重力に逆らって静かにしてなくちゃいけないってことらしいです。)

やっぱりこっちの病院は色々と面白いです。結構適当じゃーんって思うこともあったり、戸惑いもあるけど、また落ち着いたらご紹介したいです。ちなみに、今処方されているプロテインドリンクはチョコレート味なのですが、こちらではマサラ味もあるみたいです。やだな。。。ちなみにプロテインクッキーはパイナップル味でおいしくなかったので食べてません。。。その代わり魚を食べることにします。

※写真はガネーシャ祭りにいた子供達。byだんな君撮影

2007年9月12日水曜日

牛の風景

聞いたことあるかもしれないけど、インドでは路上に本当に牛が居ます。ムンバイもしかり、です。渋滞の先に牛がデーンッと座っていることも日常の風景です。最初はびっくりしましたが、行動がまるで野良犬君たちと変わらないので、だんだん日常風景の一部になってきました。。。私が今まで撮った写真のうちちょこっとご紹介します。

こんな風に雨の日に渋滞を横目にみんなで立ち往生していたり。。。(ちなみにここはうちの近所の交差点、信号機はありませんが。)





こんな風にバスレーンの大通りにご家族一同そろって人間見物?をしていたりもします。この光景は大抵お昼~夕方にかけて。朝・晩は別のところへ忙しくお出かけしているみたい。





でも、ムンバイ市内では働く牛も結構居ます。。。
何を運んでいるのかな。。。牛乳?。。。ではないと思います。





これはアパートの前に住み着いてる牛君。午後のリラックスタイムなのか、道の真ん中でまったりしています。車もリキシャも牛の横スレスレを平気で駆け抜けていくのは見ててちょっと危なっかしいくらい。アパートの横のお寺の門をねぐらにしていて、朝近所のマーケットのゴミ置き場までご飯を食べに行って、夕方とことことねぐらに戻ってくるのが日課のよう。この牛君は足が悪いのでもうそれは本当に”牛歩”です。周りにはいつも野良犬君達が群れていて、友達のようです。どちらも道路にぺったりお腹をつけてまるで自分のリビングルームのように居座っています。。。

2007年9月8日土曜日

貧血によい食材”デーツ”

前回の食事リストにも関係するのだけど、まず貧血であることが分かった際、開口一番ドクターは”デーツを食べなさい”といった。このデーツ、お料理教室でディップソースのレシピを習った時おいしいとは思ってはいたのだけど特に気にしたこともなく、しかしそんなに栄養があるなら食べてみなくちゃと思う。デーツは日本では馴染みがなさそうだけど、日本語で”ナツメヤシ”といえば聞いたこともあるかも。中東では栽培が盛んらしく、近所のスーパーのドライフルーツコーナーにも沢山の種類があり、わざわざマスカット産とか中東の産地が書いてあった。アーモンドや胡桃が挟み込んで乾燥されているものもあり、そのままおつまみとして食べるものから、ディップソースのレシピのように細かく切って使うタイプのものもある。味は甘さを濃い目にしたプルーンというかんじで、そんなに沢山はたべられないけど滋養がありそうな予感。うちでディップ用に以前購入したのは種抜きで200g40Rs、これでも結構高いほうの部類だった。
知人からこのデーツを専門にしたお店があると聞いていたので、7月頃だったけど、ダウンタウンにあるその店に行ってみた。お店の名前はBateel(バティール)といって、中東はサウジが確か本店。ムンバイではCR2という街中のデパートに入っているのだけど、お店はチョコレートショップのようにキラキラ、デーツがお行儀よくひとつひとつパッケージされて並んでいる。とても小さいお店だけど、とってもこぎれい且つゴールドの内装が眩しい。デーツの横にはクッキーとチョコレートのコーナーがあり、デーツを使用したお菓子が並んでいる。スーパーの潰れかけた形状のデーツとは違いこちらはふっくら高級そう。サウジアラビア産のデーツを使っているとか。レモンピールとオレンジピールのものを試しに買って見ましたがすごくおいしかった。これなら毎日でも食べられそう♪とおもうけど、100g170Rs(約500円)で6個くらいしか入ってないというお値段。どうしても贈答用になっちゃうな~。今が旬の高級デーツもおいしいですよと勧められ買ってみるが;100g350Rs(一粒150円以上だ!)私はデザートっぽいレモンピールのほうが好きでした。ついでにデーツのスパークリングジュースも買ってみたら、シャンパンみたいでリッチな気分。妊婦には有り難い。中東はお酒がご法度だからこういう商品があるのでしょうね。バティールのデーツ達、日本へお土産で買って帰りたいなと思っているのだけど、ダウンタウンまでいつけるかな~。

Bateel:Nariman Point CR2モール1F。インドはムンバイ支店だけの模様。

2007年9月6日木曜日

インドの妊婦さんが食べるもの

少し貧血ぎみな私は血液検査の結果先生から少し前の検診でお肉やら色々もっとたくさん食べろといわれました。体重もその時はあまり増えてなかったし、では具体的に何を食べればいいの?ときいたら「妊婦さんのお食事例」のような紙をもらいました。

<妊婦の為の高タンパク食事例>
【朝8時半】
・砂糖入り牛乳1杯
・ゆで卵の白身2つ
・全粒粉またはオーツ麦のお粥または小麦のシリアル、1杯
・パラタ(ギーのたっぷり入った薄焼きパン)または全粒粉パン、2枚
・ヒヨコマメのパンケーキ1枚
【午前11時】
・フルーツ1つ
・バターミルク(※)1杯
※ヨーグルトの脂肪分を取り除いたものでアーユルヴェーダでも体にいいとされてる。こちらでは乳製品コーナーに1Lとか200mlパック入りとかで売ってる。味はヨーグルトの上に浮かんでる乳清みたいなやつで、正直あまり。。。
【午後1時半】
・サラダ1杯
・乾燥プルカ(ギーの塗ってないチャパティ)2枚
・ご飯1杯
・豆の煮物(ダール等)1杯
・根菜類を除く野菜1杯
・大豆(※)1杯または手作りパニールまたは魚かチキンを2切れ
・ヨーグルト1杯またはバターミルク1杯;必ず牛のミルクを使うこと
※soyaとありますが具体的には不明
【午後4時半】
・砂糖入り紅茶1杯
・モヤシの芽(※)またはヒヨコマメの炒ったもの1杯
※こちらでは乾燥ムング豆を湿らせて発芽させたものをよく食べます。
・ひよこ豆の蒸しケーキ4個またはチーズ1個
・グリル魚またはタンドリチキン2切れ
【午後6時半】
・ライム入りホウレン草スープまたはクリームなしのチキンスープ1杯
・フルーツ1つ
【午後9時半】
・サラダ1杯
・乾燥プルカ2枚
・ご飯半杯
・豆の煮物(ダール等)1杯
・根菜類を除く野菜2杯
・ヨーグルト1杯またはバターミルク1杯;必ず牛のミルクを使うこと
【寝る前】
・牛乳1杯
・フルーツ1つ

なんだ、お豆ばっかりじゃない、と思いますよね。
(そもそも食べすぎじゃない?とかね。。。)こちらはお豆の種類も豊富で、このリストにはいちいち豆の種類が例示されていましたが省略しましたのであしからず。実際、ダールをはじめとする豆料理は栄養が豊富とされ妊婦さんにはお薦めだといろんな人から言われます。できるだけ私も食べるようにしていて、お料理教室やメイドさんからもいくつかレシピを習いました。また次回にでもご紹介できるかな。ちなみにこのリストがどんな体型の人の為のもので、カロリー計算がいくらで、というのは全く書いてない。先生結構アバウトなんだよね~。

2007年9月3日月曜日

ごほうびランチ

前回のブログで自宅安静と書いて皆さんご心配おかけしてます~。
週末検診を受け、まだまだ要安静とはいわれつつもだんな君と久しぶりの外食に行ってきました。日曜日にサンデーブランチを称してホテルのレストランでビュッフェスタイルが楽しめるのがこちらでは一般的。今回は家から比較的近いリーラホテルに行ってきました。車で外出するのだけど、こちらは道路&交通事情から車での外出は結構体力が必要。リーラは片道20分くらいだけど、工事中のでこぼこ道あり、リキシャーの横入りありと車は縦にも横にも揺れます。ほんとに久しぶりの外出+車体験だったわけだけど、これで片道1時間時には渋滞で2時間近くかかるダウンタウンまでちょくちょく出かけていた自分が信じられなく思えました。そりゃあアカサン(あ、うちの胎児名です)もお疲れなわけですね。
今日のブランチは軟禁生活頑張ったごほうびでもあるのだけど、だんな君がインド赴任して丁度1年がたったことのお祝いも兼ねてました。私より少し早く赴任しただんな君。すっかりインド生活にも慣れ、しっかりインド料理が嫌いになっています。嫌いというよりもう食べられないというのが実情。最初の1ヶ月はおいしいと思ったと誰もが口をそろえるインド料理ですが、やっぱり毎日こうもスパイス漬けだとさっぱり和食が恋しくなるのは私も既に理解してます。。(社食はインド料理オンリー)。特に外食のインド料理は家庭料理と違い思いのほかオイリー。スパイスも濃い目です。今日のブランチは、イタリアン、中華、インドといったコンチネンタル料理。イタリアンコーナーにはチーズの種類がいっぱいで、日ごろスーパーじゃお値段張るのでこういうところで堪能。おいしいパンもいっぱいだし、手に入りにくいフレッシュなサラダやビーフ、シーフード、ロテサリーチキンなどを思いっきり堪能。
メインコースにインド料理が沢山ありましたが、こちらは二人とも手をつけず。でも周囲のインド人家族はほとんどインド料理を食べているあたり、インドの人はあまり食で冒険しないことがよくわかります。私はインド料理まだまだ大丈夫(笑)なんだけど、とくにスナック系には目がない。ビュッフェにはドーサを焼くコーナーがあったので、大好きなチーズドーサのポテト入りを頼みました。さすがホテル、仕上がりがとっても美しい(写真)。クレープみたいなサクサク生地がやみつき。手前のカラフルなのはチャツネで、ココナッツやコリアンダー、チリ味などで、好きにつけて食べます。つけなくても充分味があるのですが。
仕上げはもちろんデザートコーナー♪見た目からは想像できないお味がすることが多いこちらのデザート類なので、チョイスは慎重になります。今回は当たり外れの少ないフルーツ系パイメインでどれもおいしかった。色々な食材食べ放題&ソフトドリンク付きで一人1500Rs+税(日本円で約5000円!)。日常食に抑圧されている分、こんなところで解放されるムンバイ生活ですが、これを高いとみるか安いとみるかはもう、バランス理論(byだんな君)としかいいようがありませんな。

Citrus :The leela kempinsky mumbai, サンデーブランチではグランドフロアーにある3つのお店のどの席でも選ぶことができます。アルコール付ブランチにすると屋外バーカウンター併設のSixDegreeというお店も使うことができます。

2007年8月31日金曜日

記録更新中・・・

現在13日目、家から一歩も外に出ていません。うわっ、自分でも驚き。なぜなら、病院で自宅安静を命じられてしまったから!!といっても自業自得なことなのだけど、ちょっと調子に乗りすぎて毎日のようにダウンタウンまで車で移動していたら、いつからかおなかが張ってきて、妊婦だもの、たまには張るわよねと納得していたら歩くのも痛いほどになってしまい病院でドクターに遊びすぎです!2週間ずっと横になっていなさい!と叱られちゃった次第。この自宅軟禁中は最後のインド国内旅行と称してチェンナイ(旧マドラス)にマグロを食べに行く予定だったけど泣く泣くキャンセル。このままだったら日本に帰国する飛行機もOKだせませんよとのドクターのお言葉に、さすがの私もじっとしていることにしました。だんな君にも調子に乗らぬよう釘をさされ。。。

でも2週間ちかく全く外に出なくても生活できちゃうんだなーと妙に感心。
もっとも最初の1週間は15分も縦になっているとおなかが張ってきて、パソコンどころかお料理もできないから、週3回くるメイドさんにお野菜も指定して洗ったり切ったりしてもらって、晩御飯はだんな君に作ってもらうという段取りで。。お買物はどうしたかというと、こちらは基本、なんでもフリーデリバリーだから野菜やらなんやらは電話で注文すればOK。卵とか鮮度を見極めたいものはお友達が気を利かせて買ってきてくれたり、自分で選びたいパンはだんな君に帰りに買ってきてもらったりとあの手この手で乗り切りました。今週になってついうっかり2時間ほど家事をしてしまったらまたちょっと調子が悪くなってしまいブルーになりましたが、でも休みを程よく取れば大丈夫そうになってきて、今後の展望が見えてきました。でも9月が最後だからとまたお買物に遊びに奔走しすぎないように自戒しつつ。。。

ちなみに写真はデリバリーのピザです。今日だんな君は外食なので自分用に、避けなきゃいけないジャンクフードだけど軟禁生活最後のお祝いとしました~。

2007年8月16日木曜日

インドの独立記念日

今日8月15日(もう日本時間では昨日だけど)は、インドの独立記念日でした。祝日扱いになっているのでだんな君もお仕事はお休み。今年は独立60周年ということで、TVでも特集番組が沢山ありました。デリーなんかではパレードもあったとか。テロの心配などもされていたようで各地で警備にあたっているというような報道もされていました。beni家も近所にお買物にいったくらいで街の外には出ずに家でくつろぐ1日となりました(だんな君はパソコンでお仕事・・・でしたが)。
インドは独立と同時にパキスタンと分離したことから、特番ではパキスタンと今後どう付き合っていくのか、とか、分離したことについてどう思うかとか、著名人達のトークセッションなどもありました。その他のテーマとしては、インドの独立で自由を勝ち取ったことについてとか、インド統一に必要なこととかがあったみたいです。インド国民として一つにまとまるということは、今後のインドの大きな課題みたいだなぁとこちらにいると感じます。インド人といっても出身地域によって言葉も文化も考え方も違っているようだし、他人のことは基本知らなーい、っていう態度なんだなぁと思うこともあります。干渉せずに上手く共存しているのかなとも思いますが。

さて、そんな中、インドの国歌を紹介したいなーと思って今日はブログを書いてます。インドで映画館に行くと最初に国歌が流れるのですが(もちろんみなさん起立)、今回の独立記念日特番でもCMの間に国歌が度々流れていました。ちょうど先日ヒンディ語のクラスで国歌の歌詞を少しだけ習いました。歌詞の内容はざっと”あなたは運命の支配者、インドの運命を動かす者に勝利を”といったもので複数の地域の名前を挙げてインドは一つであるということを表現しているのだと思われます。国歌のもとになった詩はインドの詩人タゴールの作品だそうです。ネットで探したら丁度いいビデオがあったので、こちらにリンクします。興味のある方見てください。超長いバージョンですが豪華キャストの素敵なビデオです。前半は楽器演奏のみ、後半は歌手による歌(最初にアップになる年配女性歌手は超有名:ラタ・マンゲーシュカル)になってます。後半の歌のバージョンが映画館ではよく使われてます。いろんな地域の人がそれぞれに歌う、というコンセプトで老若男女入り混じる優雅なかんじが個人的には好きです。
Jana-gana-mana(ジャナ・ガナ・マナ)

2007年8月12日日曜日

ケーキショップ老舗対決!?

ムンバイは都会である。故に探せば色々なものがある。のですが、なかなかおいしいケーキ類に出会うことが難しい。外資系ホテルならまあ確立は高くなるのですが(でも必ずしもおいしいわけではない)、いかんせん、繊細なお味の日本から来た私(私達)ですから、合格、といえるものは稀です。でも、半年もこちらにいると、自分の舌も緩んできたのか(早っ)、お店のレパートリーが増えたからなのか、あら、いけるじゃん、ってのを見つけられるようになってきた、かも。インド人とは味覚が違うから、と決め付けるんじゃなくて、むかしからの老舗でとってもおいしいところもあります。今日紹介するお店なんかもそうです。どちらも老舗で50年とかの歴史があるお店です。

Theobroma(テオブロマ)
チョコレートブラウニーが有名でよく地元英語雑誌にも載ってる。こちらの知人にティラミスがおいしいと聞いて試して以来、コラバ地域へ晩御飯に行く度、だんな君もお気に入りなのでちょくちょく寄ってお土産に。カスタードプリンもおいしい。最近チョコレート専門ガラスケースを導入し、レベルアップが見られる。(こっちの人はほんとうにチョコが好きみたい。雑誌のチョコ特集記事とかよくみる。)お値段はどちらも1つ50Rs以下とお得です。※プリンがつぶれてるのは持ち帰り用に型から出す為。ブラウニーは25Rs~で、ビター目な味がいけます。100RsのDenseChocolateというケーキが気になるけどまだ試してない(名前どおりのずっしりした包みで、食べきれるか不安になるくらいだから)。パウンドケーキ系は見た目はよさそうだけど疑問、以前レモンケーキを買ったけどあんまりおいしくなかった。
場所:Colaba地区、Colaba Gateway沿

Gaylord(ゲイロード)
レストランに隣接したパン屋で、ケーキショップも併設。ここのガーリックブレッドがおいしいよとドライバーさんに言われたのが最初。確かにおいしいし目の前で焼いてるから新鮮で気に入っている。それ以外の食パンWholeweatやBrownBreadもおいしい。クロワッサンやマフィン系はイマイチ。ケーキ棚にはデコレーションケーキが色々と並ぶけどヘビーそうなので避けつつ、ためしにエクレアとアップルパイを買ってみた。エクレアは真っ白なクリームが気になったが、シュー皮は結構おいしかった。パイは合格!ビスケット系パイ生地が個人的に好きなこともあるけど、りんごも甘すぎずホームメードっぽいシンプル味で気に入りました。ピーチパイもあるから次回トライしてみたいです(このパイはだんな君受けはあんまりでしたので独り占めにしましょう・・・)。こちらもパイが50Rsくらいでエクレアはそれ以下とお得。食パンも15Rsというお求め安さ。ダウンタウンまで出ないと買えないのが玉に瑕ですがイベント的に楽しめて、気に入ってます。
場所:Church付近NarimanRd(TeaCenter向かい)

2007年8月10日金曜日

Tea Center

こちらでは日本でイメージするようなストレートティーを茶葉から、、といった喫茶店が多くない、と以前書きましたが、ムンバイにはダウンタウンにインド紅茶協会が運営するお店があります。ここはお土産コーナーもあるのですが、産地からの新鮮な茶葉が並ぶのと、インド国内の複数の地方からのお茶が買えるので、旅行者にはオススメしたいお店です。喫茶コーナーでも産地直送茶葉を飲むことができます。最初だんな君と行った時は入り口が分かりにくくて開いてるのか不安になりましたが、喫茶コーナーは結構広くて、インド人の皆さんが普通の喫茶店のようにお食事してました。お茶だけでなくランチメニューとかあります。なぜか雰囲気は昔ながらの喫茶店(特に名古屋の喫茶店、と私には思えた)という感じ。ソファが古いけどクッション効いてて、布地は緑のベルベットみたいな。。。ガイドブックにはスコーンと一緒に銀食器でサーブされた紅茶の写真がありましたので、おおっ、イングリッシュハイティーみたいなことができるのか?と期待していきましたらば、スコーンは売り切れ中、ファーストフラッシュの紅茶はそっけないガラスのポットで出てきました。でもお茶そのものはおいしく、価格も1ポットで90Rsと妥当なお値段(街中のチャイよりはもちろん高いけど、茶葉の価格からいって妥当と感じた)。制服が一応ちゃんとあって、ターバン巻きのおじさんがお茶をサーブしてくれます。でも色々お茶について聞いても、誰一人分かる人は居ません(笑・・・)。その後何回かお土産コーナーに行って1人だけよくわかっている人がいることをかろうじて確認できた、程度です。。。

場所はChurchgate駅付近NarimanRd。

2007年8月9日木曜日

Kobe Sizzler

”Sizzler”と「"じゅうじゅう"と(鉄板で)焼ける音を表している」英語のようで、こちらでは鉄板焼きのお店の名前に使われています。鉄板焼き=日本のイメージがあるのか、こっちで有名なチェーン店でKobe SizzlerとYoko Sizzlerという2つのお店があります(KobeとYokoが日本語だってこともみんな知らないのかもしれないが)。だんな君がYoko-があまりよくなかったと言うし知人のご主人もKobe-よくないと聞かされたというので敬遠してたけど場所柄丁度よかったこともあり知人達日本人女性5人で食べにいってみた。

ぜったいこういうところは日本のステーキハウスのイメージでは失敗するよね、と、みんなで牛肉は失敗する確立が高いと分析し、チキンかベジをそれぞれが注文。私はチキンガーリックソースを頼んでみたところ(写真)これがなかなかいいお味。チキンの下にはフライドポテト(マッシュポテトと選べる)、キャベツ、ブロッコリ、インゲンマメ、人参、トマト、グリーンピースが所狭しとのっかっていて、食べ応え充分の280Rs、お得!ベジ系を頼んだ人には小麦粉コロッケが肉の代わりに乗っていて、ライスか麺が中に埋め込まれているのでボリュームも充分(ある意味ベジのほうが炭水化物が多くてカロリーオーバー気味かも・・・)で、240Rs!メニューには日本を思わせる”Chicken Hokkaido”とか”Teppanyaki”とかありました。もう、ほんとにお腹いっぱい(味も濃いしね)で食べれない!くらいでしたが、デザートにチョコブラウニーSizzlerがあったので体験ついでに5人で1つ注文。これまた鉄板の上にブラウニーとバニラアイスが乗って、サーブしたその場でチョコレートソースをかけて、”じゅうじゅう♪”言わせるもの。熱々で結構おいしかったです。5人の意見はみな、「評判のわりに結構いけますなー」というものでした。こんどだんな君も連れてきてみよう。
場所:ムンバイ市内に多数。

2007年8月8日水曜日

お知らせ:6ヶ月

直接お話できた方もいらっしゃいますが、昨年12月からムンバイ生活がスタートしてはや9ヶ月、その間旅行をしたり、メイドさんを雇ったり、お友達が出来たり、お店を探索したり、色々ありましたが、ムンバイのお水が合っていたのか??私こちらで妊婦になりました。現在妊娠6ヶ月に入り、色々考えた結果だんな君の赴任期間の関係もあり、日本で里帰り出産をすることになりました。なので、ムンバイからのブログも来月9月末までになりそうです。ネタになるのかなーと思いながら撮り貯めた写真も、今まで行ったムンバイおすすめのお店についても、今後わずかな時間でばんばん載せていかなくちゃと思います。あと、産婦人科にも通っているので、こっちの病院についても載せられるといいかなと。

まずはお知らせまで、でした。
beniが居るうちにムンバイにこようかなと思っていたアナタ!あと1ヶ月ありますよ~♪早く来てください \(^_^ )♪

2007年8月7日火曜日

道端で見られる色々な職業

街を移動するだけで、色々な人が道端でビジネスをしていることがよくわかる。野菜やジュースの露天、新聞スタンド、キオスクみたいな売店(+公衆電話設置が多数)などはバス停付近では当たり前の景色。いつも車で通りすぎては写真を撮るのを忘れちゃうけれど、この間ちー子たちと観光した時にいくつか写真に残すことができたので紹介。

きゅうり売り:ムンバイ観光のメッカ、インド門前にて。
子供はアイスクリームだけど、大人はきゅうりをむしゃむしゃかじっている人がおおいなぁと思ったら、すぐ横で販売中。皮を既にむいた状態でおいてあり、買い注文が入るとその場で半分にスパッと切ってくれます。好みによってピンクのハッカっぽいクリームをつけてくれます。暑い日差しの中では、水みずしくておいしいみたいです。まあ、スイカの薄い味と考えればありかもしれない・・・?

路上ひげそり屋:バスの通る大通り沿い、車中から撮影。
布をかけられた男性にスプレーをかけるもう一人。さっぱりした顔をしているから(そしてなかなかのイケメンおじさん)、もう髭剃りはほぼ終わった模様。イスも何もなく、横にビニールバッグがおいてあるだけの簡単なもの。タオルを取って終わったかとおもったらなんと散髪していたおじさんが目の前にあったタクシーを運転して出て行ってしまった、何者???もしかするとタクシードライバーの同僚にちょっとやってあげてただけかも?今考えると二人とも白い上下(ドライバー職に多い)で、近隣はタクシー駐車場になっていましたので。。。コレは例外でしたが、よく路上散髪屋、髭剃り屋、耳かき屋、をみかけます。散髪と髭剃りはさすがにmy椅子とmy鏡くらいは置いてあります。
路上散髪屋(椅子あり):マラバーヒル裏通りにて。
子供に囲まれている、のどかな感じの散髪屋さん。っていうかもしかするとこれも近所の子の髪を切ってあげているだけ、なのかもしれない。。。和気藹々楽しそうでした。


噛みタバコ屋:街中のレストラン前にて。
最近愛好者が減っているとは聞くが、このようなお店をムンバイではよく目にします。噛みタバコはパーンといって、キンマというコショウの仲間の葉っぱにスパイスをはさんで、それをくちゃくちゃと噛んで楽しむもの。クローブやシナモン、ハッカクリームみたいなもの、赤い粉みたいなもの、色々客のお好みによって調合するし、お店のオリジナルブレンドもあるみたい。このお店はいつもここに陣取って結構お客さんも来る人気店っぽい。その日もいくつかつくって小僧さんが配達にいってました。おじさんの手さばきも見事。※よく路上で大量の赤いまたは黄色い唾を吐いているおじさんはパーンを噛んだ後の人です。最初見たときは病気なのかと思った。。。

ドービーガート:洗濯場

前回のムンバイ観光スポット紹介から少し更新が遅れましたが、ここはやっぱり載せておきたいと思います。
ドービーとは洗濯カーストの人たちのこと。ガートまたはガットとは~場という意味で、つまりドビーガート=洗濯場ということになります。この写真はMahalaxmi駅の横にあるムンバイ最大の洗濯場です。小さいものは他にもあるらしいのですが、ここは大通りからすぐ見ることができることもあり、色々なガイドブックに載るくらいの観光?スポットになっているといえます。ここでは主に病院やホテル(どのレベルのものまでかは知らないが・・・)から出る制服やシーツといった洗濯物が運び込まれて洗われていきます。行った日は雨季の合間の晴れ日でしたから、沢山洗濯物が干されていました。車で駅前を通り過ぎる分には気がつかないのですが、車を止めて塀を覗くとこんなに整然と洗濯物が干されているんだ~と最初に見たときは感動しました。
洗濯の方法は区分けされた水溜に水と洗剤を張りそこに打ち付けるようにしていわゆる叩き洗い?です。お水の色は灰色で、シーツは何色に仕上がるのだろうかとかいらぬ想像をしてしまいます。この場所で5,000人は働いているとガイドブックには載っていました。今まで何度か人を連れたりして訪れてはいるのものの、階段下には下りたことがなかったのですが、インド通チャレンジャーな後輩H君はトコトコと降りていって作業場を覗きに行きました。お代の請求されるんちゃうかーと思ってましたが、そんなこともなく、ワーカーさんは入れ入れとニコニコしてたそうです。でも洗剤や色々な臭いがとにかくすごかったのでちょっと無理っぽかったみたい。ちなみに、洗濯と一緒にワーカーさん自分の体もゴシゴシ洗ってたらしいです(笑) 。

2007年7月31日火曜日

ムンバイらしい二つのお寺

バンガンガへ行った同じ日に、二つの寺院へも行きました。
ひとつはジャイナ教のJain Temple(photobyちー子)。ジャイナ教の総本山はムンバイのあるマハラシュトラ州の隣、グジャラート州にあり、グジャラート出身の人が信者であることが多いのですが、ムンバイにはグジャラートの人も多いのでとても立派な寺院があります(寺内の掲示物は全てグジャラート語で書かれてました)。バンガンガと同じくマラバーヒル地区にあるこのお寺は、広くはないけれどとても清潔で、また熱心な信者で溢れていました。寺院へは裸足で入りますがそれも気にならないくらい掃除されていて、床石もツルツルのよさげな石でした。ジャイナ教は仏教と同じ頃に始まった宗教で信者数は仏教徒と同じくらいでインド人口の0.5%ほど。殺生を禁じることから信者は基本ベジタリアン。根菜類も土中の生物を殺してしまう可能性があることから禁じられています。この為農業に従事することも基本的には禁じられていて、ジャイナ教の人はグジャラート出身の場合、地域柄もあって商人として成功している人が多いといわれています。お寺が立派なのはそういうこともあるのかなと思いました。

もう一つは、ムンバデビテンプル。ムンバイの名前の発祥となったといわれるお寺で、この土地の女神様を祭ってあるそうですが、18世紀に現在の場所サベリバザールの近くへ移転したとガイドブックにはありました。このサベリバザールはローカルマーケットとしてまた銀細工アクセサリーで有名な市場ですが、むちゃくちゃローカルなこともあってなんとも人が多く、また物乞い親子もしっかり着いてくるし歩くだけで体力を消耗します。寺院に入る際にはカバンチェック(4年前にここでもテロがありましたから)なのですが、顔をみてスルー。中ではお香がばんばん焚かれ、お供えのココナツやギー(バター)のかたまり、それらを捨てたゴミ等などから想像もつかない臭いに襲われ、くらくら・・・。
寺院内部に入るには靴を脱がなくてはならないのですが、ジャイナテンプルと比べると人も倍以上いるし、いろんなものが落ちてるし、気合が足りなかったようで、私は外から見学に。。。インドエキスパートなだんな君の後輩H君はさっさと中に入って見学していたようでした。すごいっ。こちらの結婚式でもよくみかけたココナツの実をお供え物にするらしく、境内(というのかな?)周辺にはお供えグッズを売るお店がびっしり軒を連ねています。門前町が境内に入っちゃった、みたいなつくりで混雑がすごかった。

ムンバイで沐浴ができる場所:バンガンガー

ちー子が来てくれたおかげで行ってみることができた観光地ひとつめ、です。だんな君は以前から行きたかったみたいなんですが、最近あまり時間もとれず雨季ということもあって実行に移せないでいました。
某日本の有名ガイドブックにはまったく書かれていないこの隠れスポット、バンガンガー、英語のガイドにはBanganga Tankと記載されています。Tankという名のとおり貯水池のようなものですが湧き水だそうです。ヒンズー寺院が隣接しており(Walkeshwar Temple)寺院が管理しています。何度か作り変えられたみたいですが、歴史は古く、またすぐ近くに海があるのに真水の池だったことか、昔からヒンドゥの神様が水を与えたといわれているそうです。場所はムンバイ屈指の高級住宅街Malabar Hillの先端でアラビア海に面する道路を少しったところにあります。(photobyだんな君)。この存在を全く知らなかった私は、つい数日前に日本人の知人宅へお邪魔したばかりで、同じ道の先にそんなものがあるとは!!と驚きました。その先に道があることも予想できないような場所で車を降りて(道が狭くては入れない)歩くこと10分弱、周りは野菜売りや路上散髪屋があったり人々の生活道路の合間を通ります。海辺であることと生活道路であることと雨季なのに晴れ間だったことから路上はすごい臭い(いわゆる腐臭ですね♪)がしていたので、だんな君達にもう無理だよ~帰ろう・・・と弱音を吐いた私、ナサケナイ。
でも着いてみると水辺だけあって気持ちがいい。神聖な場所だけあってとっても静か。貯水池内では数人の男性が上手にパンツを腰巻に履き替えて水浴びをしていました。沐浴というより、ただ漬かっているってかんじでしょうか。暑い日だったこともあってお水はとっても緑色!なのですが、みなさん気持ちよさげに談笑してます。(photobyだんな君)

帰り際、車へ戻るまでの道沿いで少年達が草クリケットをしていました。見えるかな?ウィケットは木の板でした。バットとボールさえあればなんとかプレイできるのは野球と共通ですね。ちなみにこのバンガンガ、毎年1月に音楽祭があるそうです。貯水場の階段に座って音楽を野外で聞けるんだそう。今年知っていたら行ってみたかったなー。来年?いやいや~。