2008年4月28日月曜日

赤ちゃんと飛行機

ムンバイからの帰国時、リー君は3ヶ月半。
帰国のこの日の為に、産後1ヶ月から早々と色々なところへ お出かけの練習を積み重ねてきました。その甲斐あってか、 リー君は人ごみの喧騒の中でスヤスヤ寝るくせもついて、 こちらもオムツ変えや授乳の段取りもよくなっての出発でした。

帰国はシンガポール経由のSQ便。
飛行機の座席はバシネットを予約していました。バシネット席は一番前。バシネットにかわいく収まるリー君。でもこの後10分もしないうちに大泣き・・・、結局だんな君と交替で抱っこ。幸いムンバイ→シンガポール便は空席が多く、ないてもまったく気にならない(それにインド人客のほうがもっと・・・騒がしいから!)。飛行機が飛び立って水平飛行になるまで何かを飲ませていないと耳が痛くなるよとアドバイスをもらっていたので一生懸命授乳しながら飛び立つのを待ったけど、ちょっとスタートが早かったみたいで、タイミングあわず水平飛行になってから大泣き。その前にオムツも大変なことになって一騒動。でも空いてるからまったく気にならず、練習させてもらったわ~と思えるほど余裕な私でした。

さて、乗り換えのシンガポール空港ですが、ターミナル3に到着&乗換え。2008年1月にオープンしたがけあって綺麗!そしてオムツ換え&授乳用施設のペアレンツルームがどこにもあってとっても便利♪母親も父親も入ることができて、ゆっくり次のフライトに備えることができました。

その後日本便に乗りましたが、満席&日本人にはなぜか気を使ってしまい私たちは緊張気味に。。。結局このフライトでもバシネットには寝てくれず(汗)、満員だったので席も移動できず困りました。というのも、一番前の席はサイドテーブルにテレビモニタがあるため肘掛を動かすことができずリー君を横に抱くことが出来ないの。バシネットを使わないなら、後ろの席のほうがよかったかもしれない、と勉強になりました。

2008年4月3日木曜日

帰国しました♪

先日インドより完全帰国しました。
日本は寒いなぁーの連続で、桜を見るのも震えながら。。。
ってそこまで寒くないのでしょうが、そうはいってもムンバイの冬より寒いね。
ないものねだりで、暖かさだけはムンバイが恋しい今日この頃。路上のクラクションや牛の鳴き声も懐かしく感じるから、不思議なものです。でも思いっきり深呼吸できて、散歩がしやすい近所の道があるので日本のほうが子育てにはいいよね。

子連れ飛行機は準備から気合を入れて乗り込みましたが、なんとかなりました。ただいまデジカメ写真を読み込めないのでまたおちついたら飛行機情報載せよかなと思っております。

ムンバイからの日記はもうおしまいなので、このブログもそろそろ閉店の予定です。またみなさまとじかにお目にかかって番外編をお話できるとよろしいかと。。。

では
beni

2008年3月24日月曜日

ボンベイダック

だんな君の希望で、とうとう、ボンベイダック(Bombay Duck)を注文しました。
ボンベイダックとは、お魚の名前で、日本名はテナガミズテング(って殆どの人が初耳だよね(・・;))で、ヒンディではBombilといいます。この魚は深海魚だそうで、夜水面にプカーっと浮いて泳ぐ姿を見た英国人(つまり英国統治時代に)がDuck=アヒルみたいだ、ということで英語名にDuckがついたそうです。12月から3月くらいまでが旬の魚らしいので、先日ダウンタウンに行った際お店で食べてきました。←Britanniaのボンベイダックフライ。

フライじゃ魚の形がよくわからない、とだんな君がいうので魚屋に注文。私は写真で顔を知っていただけに、配達されて袋を開けるのが怖かった。。。おもわずだんな君が帰ってくるまで氷につけてほおっておいちゃった。(+_+) こうやって並べて遠眼でみれば、ししゃも?みたいなかんじですが、近づけてみると、、深海魚だけあって顔が、、、すごいことになっています。怖い~!

お料理のしかたはメイドさんにきいておいたので、下ごしらえはだんな君に任せて味付けだけ担当。顔と内臓と背びれを取り除いた身に酢またはレモンと塩をふりかけ、お皿とお鍋で重しをして、30分くらい置きます。今回、5匹くらいでいいよと注文したのに、届けられたのは15匹!!なので酢とレモンと2種類作ってみました。

水分が程よく抜けて身が締まったところで、マサラで味付け。ターメリックとレッドチリパウダーをふりかけます。ターメリックは色と香り付け、辛くしたくなければチリパウダーの量は少なめに。その後、米粉(こちらのお米の粉を使いました)をはたいて、油で揚げます(揚げ担当はだんな君)。お味は淡白な白身魚、でも身がぷるっとしていて、はぜみたいな?珍味系。魚が大好きなだんな君は喜んでたくさん食べていました。骨も細くてやわらかいので食べやすい。ただし、私はぷるっとしたのがやや苦手なのでした。

おくいそめ

3月21日でりー君100日の誕生日でした。
”おくいそめ”はインドにいてもちゃんとやりたいと思っていて、鯛の代わりにポンフレを使おうと決めていました。魚屋から取り寄せた立派なポンフレ=マナガツオ。こちらではメジャーな魚なので何度も料理したことがありますが、今回は煮付に初挑戦。焼きたかったのですがグリルがないので諦めて。。残しておいたレトルトの赤飯と、手元にあった干し海老でかき揚げを作ってあとはお吸い物と、、簡単ではありますがなんとか形にしてみました。最初の一口をあげる(真似をする)年長者もいないので、私より2つ年上のだんな君がそのお役目を果たします。名前入りのスタイをお友達からもらっていたのでスタイをつけて、縦に座らせて(まだ首は据わりきっていないんだけど・・・)、とりあえず写真に収めました。リー君なかなかフォトジェニックで、カメラを向けると結構笑顔を作ってくれたりするんです。可愛く収まりました。

100日のお祝いってよく育ったなーという意味がこめられていると思うのだけど、母的には、”うわー自分頑張ったわーっ”て感じです。母乳で育てているのだけど、赤ちゃんと母乳のサイクルも安定するには100日かかるっていうし、お世話や母乳をあげることにやっと慣れてきたな、と思ったらあと数ヶ月後には離乳食なのかなーということで100日ってとても大切な節目なのかもしれない。写真は100日目指して記録していたお世話ノート。臨月のお散歩始めた時から今までの記録、読めないくらい乱れた字の日もあるけど、いい思い出。。診察の時役に立つので、もう少し続けてみようと思ってます。

2008年3月20日木曜日

タージマハルホテル滞在

ムンバイの最後の記念にとタージマハルホテルの旧館に家族3人で宿泊してきました。







このホテルはムンバイで一番歴史のあるホテル。旧館はほんとのタージマハル(ムンバイからは遠いアグラという場所にある)のイメージを再現して白い大理石がメイン。2002年に改装されたとかでとっても綺麗で清潔でした。ムンバイ観光ポイントのインド門も部屋の窓から目の前に見えます。ベッドも大きくてリー君もずっとご機嫌。寝返りはまだですがごろごろ、バタバタ、楽しんでいたみたい。各部屋のドアの外も屋内ですが、天井から外の光が入るつくりで、明るく、静か。宿泊客しか入れないホールの周りは沢山の調度品が置かれていて、博物館さながら。おのぼりさんみたく沢山記念撮影しました。

今回はホテルでのんびり滞在することが目的だったので、ホテルの中や外を散歩したり、バスタブを堪能したり(うちはシャワーしかないからね)しました。翌朝は12時チェックアウトまでのんびり過ごすからと、朝ごはんもルームサービスを頼んでみたところ、朝8時頃にも関わらず、きちっと白い手袋をはめたサーバントのおじさんがテーブルクロスを掛けたテーブルごとやってきて、セッティングしてくれました。ハチミツの瓶があったのだけど、蓋を開けますか?と聞いて開けてくれたり。おぉー優雅ではないですか!もちろんお料理は保温ボックスに入ってきました。

のんびり滞在とはいいつつも、せっかくダウンタウンに来たのだからと到着した日は平日しかやっていないお店でランチを食べ、夜は近くのお店で友人と会食し、翌日は帰り際に会いたかったお友達の家におじゃまして、それぞれの赤ちゃんをご対面させてきました。ダウンタウンのお友達の家は子連れだとなかなかいけなかったので、ほんとうにいいチャンスでした。おいしいものを食べて、楽しい思い出を作って、あとは引越し準備に追われるだけとなりました。仕事を一生懸命片付けてお休みを取って連れて行ってくれただんな君に感謝です。写真は朝日を浴びるインド門を窓ごしに撮影したもの。

2008年3月16日日曜日

マイナートラブル

少し更新が滞りました。
帰国前で何かと気ぜわしくなっているのですが、それ以前に先々週からリー君の湿疹がひどくなってしまい、治癒すべく全てのエネルギーを注ぎ込んでおりました。マイナートラブルは赤ちゃんにはつきものかと思うのだけど、日に日に暑くなるムンバイの気候を甘く見ていた私にとって今回の出来事は”赤ちゃんのお世話”について気を引き締めさせることとなりました。乳児湿疹&あせもの悪化が今回の症状だったようですが、今週ドクターに再度見てもらってなんとか改善されたようなのでほっとしてます。先日で生後3ヶ月を過ぎましたが、思えば退院後も予防接種や何か心配がある度ドクターに電話したり(携帯番号をもらってたので)、病院へ行ったりしたなぁと思い出します。処方された薬も色々。日本との違いなどもあるだろうし面白いので備忘録として以下記載してみます。

Tobrex:目薬
産まれたその時か目やにが少し多かったらしく、4日間くらい点眼するよう指導されました。入院中はナースが点眼してくれるのだけど、来るナース全員が(毎回違うナースが来た)、”小さい小さい~”ってやたらと目が小さいって言った。ただでさえシンプルなお顔のリー君のお眼目は日常インド人のぱっちりお眼目を見ているナース達には新鮮に映ったことでしょう。。

Betadine:お臍の乾燥パウダー
「お風呂のあとに粉をかけて、生後1週間で普通はぽろっと自然に取れます」と病院で言われていたし、どの本を読んでもそういう風にかいてあった。でも!かけてもかけてもリー君のおへそは乾く気配がない。結局10日くらいたった頃ドクターに見せたらカッターで切断!(肌とは別なので痛くないそうです)しかもその跡も乾かず、結局生後20日後に再度見せに行き、硝酸銀のお世話に(残った芯を焼き切るのです)。インドの湿度のせいかもしれないけど、このパウダーのせいでは?と疑ってみたり。。

ColicaicDrops:ガス溜まりを改善するシロップ
生後1ヶ月くらいの検診時、「寝しなに激しく泣いたりするんです」とドクターに言うと処方されたもの。ゲップが出にくかったりしておなかにガスが溜まって機嫌が悪くなるからというのが理由らしいけど、試しに使ってみたらこの味自体が気持ち悪いらしくもっと泣きましたっけ。だから速攻やめました。主要成分はディルとフェンネルのオイルだそうで、私も舐めてみたけど、うーん、歯磨き粉チックなお味。

CrocinDrops:解熱用シロップ
こちらでは0ヶ月から予防接種が始まります。3種混合の接種後は熱がでる場合もあるということで処方されましたが、リー君は出なかったので使わずに済みました。ちなみに、BCG,ポリオ、三種混合、B型肝炎、髄膜炎などを0~3ヶ月の間に接種が始まります。日本より早いというのはそれだけ感染率が高いということなのでしょうか?

Emoderm:保湿クリーム
1ヶ月半くらいの時お顔の乾燥がひどくなった時に処方される。お風呂上りに使ってましたが、1週間くらいした頃少し赤みが出るようになったので辞めました。



Candid:抗真菌薬とEumosone:ステロイド系軟膏
酪酸クロベタゾンというステロイド系軟膏のお世話になってしまいました。ステロイドだし使いたくないな、、と思い2日ほど様子を見ましたが炎症を抑えない限り症状が改善されないということで使ってみたらあらびっくり、翌日にはあせものただれ炎症がなくなってしまった。ドクターの指示通り使って今は通常のスキンケアだけでよくなりました。ただただステロイドは怖いと思っていましたが、おかげでネットなどでだんな君と調べて学習できました。もう一つのお薬は湿疹に繁殖する菌を殺す為で、ステロイドで炎症を抑えながらそれ以上の菌を発生させないよう封じ込める役割でした(水虫菌とかと同じ薬のようです)。

今まで完全母乳で育てていますが、湿疹が出て以来私の食事も見直し時に来ているようです。リー君自身にアレルギーがあるのかどうかは今後の症状があるかどうかによるらしいのですが、アレルゲンになりやすい食事を控えるなどして様子をみようと思います。ちょっと甘いもの食べ過ぎていたような気がします。

2008年3月4日火曜日

カジャル

KAJALと書いてカジャルと読む。
「リー君は可愛いから外出する時はカジャルを塗らなくちゃ!」と遊びに来たジェシーの娘さんに言われた(遊びに来たというよりリー君を見に半ば強引に現れたといったほうがいい・・・?アジア人の赤ちゃんが珍しいからといって激可愛がり(^_^))。それでジェシーが買ってきてくれたのがコレ。8Rs(=約20円)
黒い墨汁のような香りのするクリーム状のもの。主成分は樟脳でどこの家でも自分で作るらしいが最近は市販のもので済ます人も。日本語で検索すると”インスタント白髪染め”なんて紹介されているページもありましたが、こちらの人は主に眼にアイシャドーみたいに塗るんです、しかも眼の上下に。おしゃれの意味もあるけれどすぅっとして眼にもいいと信じられているみたい。女性だけでなく、赤ちゃんにも塗るので、初めて見たときは「インドの赤ちゃんはなんて目が大きいのだろう!!」と驚きました。そりゃ眼の上下にアイシャドーしてれば大きく見えるよね。。。元からして大きいけど。

さて、前述の娘さんからはリー君の場合は目ではなくて、足の裏にぽちっと塗る使い方を指南されました。可愛い赤ちゃんは外出すると沢山注目されて、悪い物もついてきちゃうから(多分霊とかってことだと思う)魔よけにカジャルをつけるといいって。確かにこの間遠出の後夕方おお泣きしたもんな。。髪の毛の生え際にぽちっと塗る場合もあるけど、うちのリー君は髪が薄いので目立っちゃうから足の裏なんだそうな。写真左←こんな感じ。お母さんが赤ちゃんに手で塗って余ったカジャルは白髪隠しに髪の毛にちょっと・・・と使ってもいいそうです。今度遠出する時は足の裏にぽちっとやっていこうかな。。。

2008年2月25日月曜日

アーユルヴェーダサロン

近所にあるアーユルヴェーダサロンに行ってきた。
アーユルヴェーダのマッサージはコチへ旅行して以来、色々なところで試してみたいと思っていたけれども、ムンバイでは適切なところがあまりなく(ホテルの施設は高い!!)、また妊婦はしてはならないということもあってチャンスがなかった。でも出産後は逆に産後のケアとしてマッサージをすることがこちらでは一般的なので、帰国までにはやりたいと思っていた。人づてに情報を集めると実は近所にも本格的なアーユルヴェーダサロンがあることがわかり、思い切って行ってみた。
近所でもあまり足を踏み入れない一角にあった。スポーツジムの上に2部屋だけの小さな施設ですが木に囲まれていいかんじ。予約しないで行ったけど丁度空きがあり、とりあえず基本マッサージを45分間。ケララ流というだけありコチで受けたものと技術に遜色はなし。施術台は素っ気無いが清潔で、シャワーもお湯が使えるからまず合格。値段も900Rsとホテルよりはリーズナブル(ホテルだと2000Rs位!)。このところ暑くはなってきたけどまだまだ気持ちのいい季節(3月4月が一番暑いのです)。オイルにまみれたからだを引きずり、家に帰った後のお昼寝は心地よかった~♪♪こちらの人曰く出産後は肩や腰のケアをしっかりしておいたほうがいいということで、あと少しこちらにいる間通えたらいいなぁと思ってます。ちなみに、施術中リー君はだんな君にあやされながらスヤスヤ、でした。ほっ。※下の写真はアーユルヴェーダドリンクとして売られていました。いわゆる漢方栄養剤ってかんじのもの。未購入。。。

2008年2月23日土曜日

ドラマ撮影

先週、ドラマ撮影ロケ現場に行ってきました。
実は、だんな君がひょんなことからお友達になった人が俳優さんなのです。去年の今頃から家族ぐるみでお付き合いさせていただいていたのですが、お互い忙しくしばらく音信が途絶えていました。リー君が生まれて会いに行きたいねぇと思っていた矢先、ドラマ撮影のロケ現場に遊びにおいでとお誘いいただきましたので行ってきたのです。

現在"Main Teri Parchhain Hoon"という連続ドラマに主役として出演中の彼。ロケはドラマ中で彼の家として使われているとある海辺の別送で行われていました。写真が入り口からみた別送。横のバスが主演女優&男優の控え室となっている。スタッフの一人に一通り建物の中を案内してもらい、ついでに役柄とかストーリーをざっと説明してもらいました。ヒンディ語のドラマですがウェブサイトは英語で書かれていますので興味のある方はチェックしてみてね。

今日は子供部屋で撮影とのことで隣のリビングルームに機材を広げていました。音声さんの横で画面をチェックしながら見せてもらいました。録画がはじまると”Silence!(静かに~)”と声がかかるのですが、リー君が泣き出したりしないかとちょっとハラハラ・・・でも、すやすや静かに眠っていました。彼の演技を見るのは初めて(CMだけ見たことあったが)。ほんとに役者さんなのね~なんて妙に納得。

ちょうどリー君のお食事&休憩時間になったので控えバスで過ごさせてもらった後外に出ると、皆さんの休憩時間になっていました。ロケ弁ならぬ、ロケ飯。ケータリングというかお食事係がいるようです。今日のメニューはサウスインド飯のようですね。米粉の蒸しパンと豆のドーナッツ、ココナツチャツネ等。なかなか美味しかったです。ちなみにお茶もいただきましたが、撮影現場用のお茶はわざと濃い目に入れてあって、気を引き締めるようにぐいっと飲み干すのだそうです。

2008年2月16日土曜日

ベビグッズオーダー

インドはお誂えバンザイ!の国ですが(つまり既製品があまり発達していない?) もちろんベビーグッズもオーダーできます。手軽なオーダーメイドを使わない手はありません。幸い近所になかなかおしゃれな専門店があるのでいくつか作りました。

マザーズバッグ
先週注文して、昨日とどいたところ!お出かけがさらに楽しみになるぞー!形は基本のサンプルを見せてもらって、少し手直し。ファスナーよりマグネットのほうが急いでいる時重宝するかなと思い変更し、内側に水筒が入るポケットとファスナーポケットもつけました。布と刺繍も自分で選びます。もちろん、形というかデザインを全て指定して注文することもできます。刺繍は笑っているカメをチョイス。顔がついているほうが子供がぐずった時話のネタになるよ、と店員さんのアドバイスが。ふむふむ。

オムツバッグ
出産前に作ったものですが、どうしてもオートリキシャーの刺繍を入れたかった!作った時は男女わからなかったから、どっちでもいいようにって色指定したけど、あらためてみると男の子向きのデザインですね(^_^)



ポケットオーガナイザー
ベビーベッドの横に掛けておくポケット。小さいおもちゃやガーゼとか、ちょっとしたものを入れておくのに便利。この刺繍(いもむしとありんこ)もそうだけど、妙にダサ可愛いデザインが多いのが笑える。。青系だったので海のモチーフにしてもよかったかな~。


スクエアバッグ
これは日本人のお友達がみんなでプレゼントしてくれたもの。4面にそれぞれバス、タクシー、船、リキシャーの刺繍が入っていて、リー君の名前の刺繍も♪ベビー用の家具を買うのが大変だろうと選んでくれたとのことで、今はスリングやお出かけグッズなどちょっとしたベビ用品を入れるのにとっても役立っている。日本に帰ったらおもちゃ入れにもなれるし、長く使えてムンバイのとってもいい思い出になりそう(;_;)uruuru...

Vividha
雑誌などを持っていってコピー品を作ってもらうことも可。子供部屋のカーテンとか超かわいい!!日本に持って帰りたい便利店の一つです。って日本じゃ自分で作るしかないか~。。。

2008年2月13日水曜日

2ヶ月

リー君誕生から昨日で2ヶ月が経ちました。
改めて出産からの写真を見てみると、随分と成長しているなぁと驚きます。体重ももうちょっとで6kg超えると思うし、3ヶ月で出生時の2倍!というのは本当なんですねー。つい先週げんこつなめを始めたと思えば2日前くらいから親指と人差し指にシフトしてきて、これからだんだん親指おしゃぶりになっていくのだろうか。
他にも1ヶ月前と比べると、ゲップも上手になってきたし、目で色々追えるようになってきたし、音への反応も前よりはっきりしてきました。音のなるおもちゃを鳴らしてみると、最近は嬉しそうにしたり、不思議そうにしたりする。おかげで泣き止みグッズが使えるようになってきた。特にプーさんのおもちゃは知人からプレゼントされたのだけど、あと1分待って!っていう時にボタンを押すとしばし泣き止む。しかし、あくまでも"しばし"であり、けろっと泣き止むわけじゃないけどね。ほんの一瞬気がまぎれるらしく、料理の途中なんかは助かっちゃう。もう少し大きくなったらまた反応も違うんだろうけど。他のぬいぐるみで音の出るものはご機嫌な時一緒に遊ぶと、それはもう満面の笑みを返してくれるので、あやす側としては癒される~♪

首が据わるのももうすぐかなーと思うとお出かけも楽しみになります。今はだんな君がいる週末に、食事に行ったり、友達の家に行ったり、平日はご近所さん家にお茶しにいったり、リー君と一緒に行動することにまずは自分が慣れる為、研鑽の毎日?です。最近やっと気持ちが日本帰国へのカウントダウン!になってきました。週末にパシュミナのお店に行きました。品定めする?リー君。

2008年2月8日金曜日

餃子

週末に餃子を作りました。日本風餃子です。羽根付き。これってこっちの日本人では”おぉーすげーぇ!!”ってくらいの価値があります。近所にも中華料理店はいくつかありますがそこでの餃子はもちもちの水餃子を揚げたみたいのばかりだし、もっとも中華料理店で豚肉を出すところは皆無。ベジ餃子か海老入りか、ミンチがよければマトンか。。と妥協しているうちに全く違う食べ物になります。

今回は年明けに日本から持ってきてもらって(!!)大事に冷凍しておいた餃子の皮と豚肉を大放出。豚肉は塊なのでだんな君がカット&ミンチ。野菜はキャベツ、あおねぎ(もどき)、しょうが、にんにくを現地調達。土曜日の半ドンの仕事を終えただんな君とはやめに準備を始めたものの食べる頃にはいつもの時間に。でも、餃子の為ならなんのその!苦労したかいもあり、ビールもすすむ美味しい餃子になりました(授乳期の私はおあづけ(+_+))。全部で70個弱、完食しましたっ!

最近、日本では冷凍餃子の事件があったようですね。今回の事件は生産時なのか輸送・販売時のものなのかまだ結論はでていないみたいだけど、日本にいるとどこから来た何を自分は食べているのか、っていうことを忘れてしまいそうになる。パッケージに安心して、まあそれがブランド力というかブランドの責任でもあるわけだけど、つまり食べる中身を複雑になった生産者に任せっきりにしているのかも。ここインドでは宗教によって食べ物を自ら規制している人が沢山いて、何もそこまで、、って思うけど見習うところもあるのかなと感じることが時々ある。

餃子は手作りが一番おいしいわと思いつつも(皮も作りたいね)手軽に使える冷凍食品やお惣菜品はいざっていう時有り難いのは事実。でもなるべくなるべくおうちご飯が美味しくなるように頑張らんとなーと赤子を抱えて専業主婦になった私は思うのでした。※今回のビールはFoster.オーストラリアブランドのインド生産ものです。Kingfisherの次くらいにムンバイではメジャーなのではないかな。650ml瓶で56Rs(約170円)。

2008年2月4日月曜日

あやし方インド流?

週3回、掃除・洗濯・アイロンがけという内容で来てもらっているメイドさん(名前はジェシー)とも1年のお付き合いになりました。こちらで妊娠して以来、色々な面でフレキシブルに対応してくれて、本当に助かってます。

そもそもベビーシッターの仕事は契約に入れていないのですが、掃除の合間に泣いているとあやしてくれて、またそれがとても上手。もともと子供も好きで(彼女には大学生になる娘が一人いる)懐かしいわーといいながら嬉しそうに遊んでくれるし、それにアジア人の子供は顔が全然違うからとっても面白いんだそう。リー君がリー君の言葉で”うぁうぁ・・・うぇーん”とか声を出すとジェシーもそれに応答してなんか色々言っている。彼女は沢山の言葉を話すことができるんだけど、出身地の言葉であるコンカニ語で話しかけることが多い。ヒンディでもそうらしいんだけど、彼女の言葉で男の赤ちゃんのことを”バブー”っていうらしくいっつも”バブーおはよー”とかいって嬉しそうに話しかけてる。

この間リー君がちょっとぐずっている時に、ジェシーが床に座って抱っこしてあやしてくれていたスタイルがとっても面白かったので写真にとって見ました。気持ちよかったのかすぐに泣き止んでぼーっとしてたりー君の顔が忘れられない。。姿勢だけでなくきっと彼女のぽっちゃり感が心地よかったのだろうとおもうけどね。こちらでは赤ちゃんにベビーマッサージをするのが普通なんだけど、彼女も昔姪っ子にしてあげたことがあるとのことで今度教えてもらおうっと。

2008年1月29日火曜日

水事情と沐浴

こちらの水道水を飲んでいません、飲めないものとして扱っています。時々茶色い水が出てくるときもあるし、滅菌されていないらしくお腹のことを考えると避けてしまいます。飲むには20分煮沸することが鉄則、とこちらの日本人の間では言われてます。上水道は整備されておらずアパートに水を運ぶのはWaterTank車が一般的(とはいっても比較的裕福な層の居住区に限られる)。この写真は病院の前で撮影。

なので、飲み水はBottledWaterを別途購入して、料理などに使っています(歯磨きには水道水を使ってますが)。りー君が来て、赤ちゃんですから、沐浴をしなくてはなりません。ベビーバスを買って、お風呂のお水もBottledWaterで少なくとも1ヶ月は過ごしてみようということになりました。この先しばらくムンバイに暮らすのであれば別ですが、3ヶ月後には日本に帰る予定のリー君なので、ここで無理に現地の水に慣らす必要もないのかな、と思ったので。お風呂に1回入れるごとに20mlボトルの半分以上を使ってしまうことからお水は沢山注文することになり今はリビングに20本くらいボトルが並んでいます(+_+)。

今ムンバイは一応冬で涼しい季節。とはいえ、日中は30度を超えることは普通。でも朝晩は冷えるのでこちらの人はこぞってマフラーや毛糸帽をかぶってます。リー君は赤ちゃんらしく汗をたくさんかいている様子で、数週間前から湿疹がひどくなってしまい思い切って朝もお風呂に入れることにしました。日本の沐浴方法でたっぷりのお水を使ってかついい温度に保つことはそれだけで大仕事。その上以前まではお風呂はだんな君と妹達にまかせきり。。今後は一人で、しかも朝晩入れるとなるともっと簡単な方法を探さなくてはと近所のベビーショップのカタログを見ているとこんなものを発見!
これだとお湯を5cmくらい張れば充分で、身体を支えずに済むので一人でも両手で作業ができる。お湯の量も電気ポットで沸かす量で足りることが(試行錯誤の結果)わかったのでリー君が眠りから覚めて泣き出してから準備しても充分間に合うし、お水も今までの半分くらいで上手に入れられるようになりました。でもやっぱりお湯のたっぷり入った沐浴は気持ちいいようなので週末にだんな君がいる時は入れるようにしています。日本の温泉の心を教えておかなくちゃーなんて思ったりも。。。あ~温泉に行きたいわ。

2008年1月25日金曜日

おでかけグッズ

首が据わらない3ヶ月までは、外出したいと思っても赤ちゃんをどう運ぶか、が難しいところだと思います(外でのオムツ替えやどこでミルクをあげるのかとかも別途問題はありますが・・・)。うちでは以下の2つを使ってみようということになり現在練習中。

◆スリング:
1ヶ月が過ぎた頃から、少しずつリー君を外の風に慣らせていかなくてはならないし、自分も外出の練習をしなくてはならないということで、まずはアパートの駐車場をお散歩することから始めてみた。首が据わらないから抱っこすると両手がふさがって一人で外出が難しい。日本から取り寄せておいたスリングを使って、まあ、スリングを使うこと自体の練習でもあるが、お散歩することにしています。とはいってもアパートの外に出ると野良犬はウヨウヨ、向こう見ずなリキシャードライバーがバンバン走るし、のんびりお散歩というわけにはいかないのが現状。公園も遠いし。しょうがないからアパートの駐車場をぐるぐる歩いています。この駐車場は臨月の時もお散歩していたので、おなかの外にでたリー君とまた一緒に歩けるのはなんとなく嬉しい。さて、スリングですが、日によっては嫌がる時もあるのと調節できないタイプなのでまだ小さすぎるのか身体を押さえにくくて長時間は無理なのが難点ですが、大きくなったらもうちょっと扱いがラクかと。コンパクトなのもいいです。首が据わらないうちは、がっちりした抱っこ紐(ベビービョルンとか?)も場合に応じて併用しようかなと考え中。

◆マキシコシ:
病院で使っている人を見て、便利だなーと思っていましたが、思い切ってうちも購入してみました。カーシートと持ち運びカゴ(というのかな?)兼用のもので、0ヶ月から12ヶ月まで使えるということですが、この間初めて遠出をしてみたところ車の揺れがちょうどいいのか、スヤスヤでした。渋滞もあって30分くらい車の中にいたけれど泣いたのは最初だけ、しかもその後食事をして家に帰るまでずっとスヤスヤでした。逆に車で2分もかからない病院では窮屈そうで泣いちゃいました。ちなみにこの商品はQuinnyというベビーカーにシートとしてつけられるので、日本に帰ったらQuinnyを買おうかなーと思ってます(写真は練習中のリー君)。レーサーみたいでかっこいいでしょ?ちなみにそのレストランでは、カーシートごとテーブルの上に置いていいよといわれ、こちらのおおらかさにびっくりでした。日本だったら床に置くものだし食卓の上にには無理っぽいよね。

そういえば、どちらもインド製ではないなぁ。こっちの人は乳児の外出にもおくるみでがっちりくるんで、おばあちゃんやメイドさんがしっかり子供を抱えながら家族総出でお食事してるのを見たことがあります。人力バンザイ!ってところでしょうか。。

2008年1月19日土曜日

おくるみの使い方

これが、こちらでの”おくるみ”の使い方です(+_+)。うちの子:りー君、ブログ初顔見せです_(._.)_yoroshisku

”おくるみ”といえば赤ちゃんを包む布のことですが(日本の出産雑誌では”アフガン”となぜか呼ばれていたりする)、退院時にひらひらのおくるみに赤ちゃんを包んで、おめでとうーみたいな写真を見たことがある。だからお出かけ用みたいな1枚があれば充分、と私は思っていた。
でも、である。私の病院では入院時持参品の中に”おくるみ(baby wrap):6枚”とあった。日本のものとは違うのかな?と思って、例の売店で確認すると、日本のものとそんなに変わらない、肌触りのよいかわいらしい柄の四角い布だった。退院する時だけなら6枚もいらないと思い、とりあえず2枚だけ購入。

出産直後にその違いについて知ることになるのだけど、産まれた後、私のところに遣ってきたりーくんは、すでにこの写真のようにおくるみでがっちりくるまれ、小包のようになってて(笑)、びっくり!こちらの人達曰く、こうやってがっちりくるむと、赤ちゃんは安心するのだそう。入院している間は毎日、肌着の上からこうやってがっちりくるまれていましたので、そりゃ入院中6枚も必要になるわ、と納得。そしてがっちり包まれていれば、手足がばたつかず授乳もラクチン。足りない分は薄手のタオルでなんとか間に合わせました。これまた、なかなか良質な手織りインド綿のタオル。1枚80ルピー、お薦めです。
※写真は生まれた翌日のりーくん。ちっさーい!

出産その日の記録:後半

ちなみに、この病院ではLPRDという陣痛室と分娩室と入院部屋が一つになった施設が2部屋だけあって大きなお風呂とキッチンがついているという自慢の最新施設なんだけど運悪くどちらも埋まっていて私使えませんでした。
分娩室へ移動したのだからもう麻酔の準備をしているのかと思うが、ナース別の電話でまたかけている、しかも”内線番号何番だっけ?”なんてゆるい会話してるし。。ちょっとーまだなのーと催促するが”あと1分!!あと1分!!※”の一点張り。陣痛の波がどんどん来て、心のそこから「痛い~痛い~」と日本語で叫びながらいきみ逃しをしてはいるが(厳密にはイヒ~タハ~イヒ~ってかんじで)頭のどこかで、無痛だったはずなのにこの痛みは何?・・・と疑問におもいつつぼーっとしていると何人か人の出入りがあって、私の隣に誰かおじさんっぽいひとがたっている。だんな君とくーさんは分娩室に入れてもらえず、私はめがねをしていないのでぼやけてしか周囲がみえず確認できないが、会話から推測するにその人は麻酔ドクターらしい。ナースと色々はなしているけどどうもこの患者はだいぶ子宮口が開いてきているから、この調子なら麻酔なしで出産ができるんじゃないか、とかそんなことを言っている模様。。。なおかつそれを担当ドクターに確認しましょう、とかのんびり話している。。。ちょっと話が違うじゃん!私ほんとに痛いんだって言ったでしょ!とナースに訴えるが”あと1分!!”を連呼するだけで状況動かず。このとき程心の底から”インド人だいっ嫌い!!!×∞”と思ったことはありません。

で、程なく担当ドクター(この人がまた肝っ玉母ちゃんなのです)がやってきて”ハーイbeni、元気でやってる?”なんてノリでエプロンに腕まくりの様相。いつも診察時はサリーかパンジャビスーツなんだけど一度家に帰っていたとかで洋服を着てラフな感じ。腕をまくっただけあってなんだかいろんな人にどんどん指示を与えて作業をがんがん進めていく(いつの間にか周りに人がたくさんいた)。この辺から私は記憶が薄くなっているんだけど、”いきめるならいきんでいいのよ”と担当ドクターに言われたのであれ?麻酔はしたのかな~とおぼろげに思いつつドクターに”いきむけど、いい?”とかなんとか言って4回くらいいきんだら”ぽ・ぽんっ”ってかんじになって、ちょっとして”ほぎゃあ”と聞こえたなーと思ったらドクターに、”男の子よー”って言われてその瞬間外にいただんな君とくーさんがどわーっと入ってきてドクターはだんな君に”ご主人おめでとう!ボンベイベイビーよかったね!”前から私がインドの映画音楽を聞かせているといっていたもんだから、調子にのってドクターは今のヒット曲を口ずさんでご機嫌)握手&談笑。ちょっとーその前に私のメガネを持ってきてくれ~。。ベビーはといえば反対側の壁際で小児科医に処置されているようで、色が白いなーと遠眼から確認してました。同日11時20分のことでした。

ちなみにドクターが口ずさんでいた歌はこれです。私も大好きで臨月に沢山聞いて歌って散歩をしていました。

結局、無痛で産まれちゃったわけですが、終わりよければ・・・ってことで、”こちらでドクターの言葉を信じて正解だったありがとう”とお礼を言うと、ドクターは”インドもなかなか悪くないでしょ?ハハハッ”と豪快に言っておられました。ごもっともです。

※ナースは”エーク・ミニット!!”と言っています。こちらの人は英語の間にヒンディーが混ざることが多くて、この”あと1分”は日常会話でよく使われる言葉でもあります。意味としては決してあと1分ではなくそれ以上で、”ちょっとまって~”っていうかんじで使われる。。はぁ。

出産その日の記録:前半

はっと気がつけば出産からすでに1ヶ月が経過しています。あっという間のような気もするし、妊婦時代がずーっと前のことだったような気もして不思議。出産の日のことを忘れないように書いてみます(長いかも)。

12月12日付でブログを更新しているように、その日の午前中はまだまだ陣痛の兆候はなく、午後も近所の友人宅でインド料理を楽しんでいました。いつ産まれるんだろね、なんて友人達に言われながら家に帰って日課のお散歩をし終わったあと、あら?破水?と違和感を感じ部屋にもどってドクターの携帯に連絡するとすぐ病院にくるよういわれる。この時6時半(写真はお昼にたべたホウレン草のカレー ) 。

くーさんと二人、あたふた荷物をつめ、病院(隣のビルだけど歩くと10分くらいかかる)に行く。その間、だんな君にすぐに帰ってきてもらうよう電話。ドクターの診察で子宮口が4cm開いてるので1階で入院手続きしてそのまま陣痛室に案内してもらうよう指示される。1階の担当者のところへ行くと、「入院ですね?書類の記入をお願いします」、と長ーい英文を突き出され(緊急の際の判断を医者に委ねる契約書)、記入するよういわれ、「私破水しているんではやく案内してください」、といっても書類がないと受け入れられないの一点張り。その上、お支払いは現金?カード?なんて聞いてくる。書類をふらふらしながら記入すると、今度は入院施設の準備の為、30分待っていてくださいといわれ、、”だから破水してるってのー!”と思いつつも一応自分にもまだ余裕があるのか、冷静に対応する。結局待合イスに座って、こちらではよくあることだが、30分のはずが1時間待つことに(担当者ににらみをきかせるが効果なし(゚ー゚;)やっとのことで呼ばれると、で、クレジットカードでしたっけ?ここにサインをなんて平気で言ってる・・・「もうお腹痛くなってるし!!!」この時点で既に8時近くなっていたと思う。。。

ようやくだんな君が荷物をそろえて到着。なぜか3人とも入院部屋に連れて行かれ(自分の足で歩く、だから破水だっつーの!!)ナースすら出てこないので(写真は入院部屋のトイレを直す人達とぼけっと立ってる守衛さん、隣に青色のサリーを着た掃除おばちゃんもうろうろしてた・・・)”破水だ破水だ”と大騒ぎしてやっと車椅子に乗せられ、出産待合部屋に移動する。移動した途端、服を着替えろといわれ、バタバタと腕に色々チューブを巻かれたり、心拍計に繋がれたり、やっと出産が始まった~と実感。でもここでもおかしなことに、こちらは既に破水して、陣痛促進剤も投与され始めて、気が気じゃない状態なのに、ナースがやってきて、なんだか病院の規則を読み上げ始める。「外部の食べ物は持ち込むな」とかね。それって私じゃなくて付き添いの者に言うべきでは?と思うが思考力低下の為なにも言えず。そしてここでも書類にサインしろと言われる。。その上、またナース以外のおばちゃんがやってきて(青色のサリーだった)何を飲むか?ときいてくるので”何でもいい”というと温そうなモサンビジュース(オレンジとレモンの間の味の果物)を持ってきたけど、うーん、ここにきてモサンビを飲む気もしないので、くーさんが持ってきてくれた麦茶をこっそり飲む。

つけられたチューブから投入された陣痛促進剤が効き始めたのか、だんだんだんだん下腹部の痛みが激しくなってくる(普通陣痛は腰が痛いと聞いていたが私の場合は下腹部だけだった)。痛いけど、お腹が空いていることに気がつき、長いといわれる陣痛を乗り切るためにくーさんが作ってきてくれたおにぎりを食べようと努力するけど、陣痛の波がすぐやってくるのでなかなか食べることができない。のりを巻けだのお茶を出せだの陣痛の間にだんな君に叫びながらおにぎりを食べるけど3口くらいでギブアップ。促進剤がガンガン効いているようで痛みの波がどんどん強くなる。あとでNST(ノンストレステスト)の心拍記録で確認したけど、このとき9時半くらい。

痛みに弱い私は、あれ?無痛分娩の麻酔はいつうってもらえるのだっけ、、、と気がつく。

後半に続く・・・