2007年8月31日金曜日

記録更新中・・・

現在13日目、家から一歩も外に出ていません。うわっ、自分でも驚き。なぜなら、病院で自宅安静を命じられてしまったから!!といっても自業自得なことなのだけど、ちょっと調子に乗りすぎて毎日のようにダウンタウンまで車で移動していたら、いつからかおなかが張ってきて、妊婦だもの、たまには張るわよねと納得していたら歩くのも痛いほどになってしまい病院でドクターに遊びすぎです!2週間ずっと横になっていなさい!と叱られちゃった次第。この自宅軟禁中は最後のインド国内旅行と称してチェンナイ(旧マドラス)にマグロを食べに行く予定だったけど泣く泣くキャンセル。このままだったら日本に帰国する飛行機もOKだせませんよとのドクターのお言葉に、さすがの私もじっとしていることにしました。だんな君にも調子に乗らぬよう釘をさされ。。。

でも2週間ちかく全く外に出なくても生活できちゃうんだなーと妙に感心。
もっとも最初の1週間は15分も縦になっているとおなかが張ってきて、パソコンどころかお料理もできないから、週3回くるメイドさんにお野菜も指定して洗ったり切ったりしてもらって、晩御飯はだんな君に作ってもらうという段取りで。。お買物はどうしたかというと、こちらは基本、なんでもフリーデリバリーだから野菜やらなんやらは電話で注文すればOK。卵とか鮮度を見極めたいものはお友達が気を利かせて買ってきてくれたり、自分で選びたいパンはだんな君に帰りに買ってきてもらったりとあの手この手で乗り切りました。今週になってついうっかり2時間ほど家事をしてしまったらまたちょっと調子が悪くなってしまいブルーになりましたが、でも休みを程よく取れば大丈夫そうになってきて、今後の展望が見えてきました。でも9月が最後だからとまたお買物に遊びに奔走しすぎないように自戒しつつ。。。

ちなみに写真はデリバリーのピザです。今日だんな君は外食なので自分用に、避けなきゃいけないジャンクフードだけど軟禁生活最後のお祝いとしました~。

2007年8月16日木曜日

インドの独立記念日

今日8月15日(もう日本時間では昨日だけど)は、インドの独立記念日でした。祝日扱いになっているのでだんな君もお仕事はお休み。今年は独立60周年ということで、TVでも特集番組が沢山ありました。デリーなんかではパレードもあったとか。テロの心配などもされていたようで各地で警備にあたっているというような報道もされていました。beni家も近所にお買物にいったくらいで街の外には出ずに家でくつろぐ1日となりました(だんな君はパソコンでお仕事・・・でしたが)。
インドは独立と同時にパキスタンと分離したことから、特番ではパキスタンと今後どう付き合っていくのか、とか、分離したことについてどう思うかとか、著名人達のトークセッションなどもありました。その他のテーマとしては、インドの独立で自由を勝ち取ったことについてとか、インド統一に必要なこととかがあったみたいです。インド国民として一つにまとまるということは、今後のインドの大きな課題みたいだなぁとこちらにいると感じます。インド人といっても出身地域によって言葉も文化も考え方も違っているようだし、他人のことは基本知らなーい、っていう態度なんだなぁと思うこともあります。干渉せずに上手く共存しているのかなとも思いますが。

さて、そんな中、インドの国歌を紹介したいなーと思って今日はブログを書いてます。インドで映画館に行くと最初に国歌が流れるのですが(もちろんみなさん起立)、今回の独立記念日特番でもCMの間に国歌が度々流れていました。ちょうど先日ヒンディ語のクラスで国歌の歌詞を少しだけ習いました。歌詞の内容はざっと”あなたは運命の支配者、インドの運命を動かす者に勝利を”といったもので複数の地域の名前を挙げてインドは一つであるということを表現しているのだと思われます。国歌のもとになった詩はインドの詩人タゴールの作品だそうです。ネットで探したら丁度いいビデオがあったので、こちらにリンクします。興味のある方見てください。超長いバージョンですが豪華キャストの素敵なビデオです。前半は楽器演奏のみ、後半は歌手による歌(最初にアップになる年配女性歌手は超有名:ラタ・マンゲーシュカル)になってます。後半の歌のバージョンが映画館ではよく使われてます。いろんな地域の人がそれぞれに歌う、というコンセプトで老若男女入り混じる優雅なかんじが個人的には好きです。
Jana-gana-mana(ジャナ・ガナ・マナ)

2007年8月12日日曜日

ケーキショップ老舗対決!?

ムンバイは都会である。故に探せば色々なものがある。のですが、なかなかおいしいケーキ類に出会うことが難しい。外資系ホテルならまあ確立は高くなるのですが(でも必ずしもおいしいわけではない)、いかんせん、繊細なお味の日本から来た私(私達)ですから、合格、といえるものは稀です。でも、半年もこちらにいると、自分の舌も緩んできたのか(早っ)、お店のレパートリーが増えたからなのか、あら、いけるじゃん、ってのを見つけられるようになってきた、かも。インド人とは味覚が違うから、と決め付けるんじゃなくて、むかしからの老舗でとってもおいしいところもあります。今日紹介するお店なんかもそうです。どちらも老舗で50年とかの歴史があるお店です。

Theobroma(テオブロマ)
チョコレートブラウニーが有名でよく地元英語雑誌にも載ってる。こちらの知人にティラミスがおいしいと聞いて試して以来、コラバ地域へ晩御飯に行く度、だんな君もお気に入りなのでちょくちょく寄ってお土産に。カスタードプリンもおいしい。最近チョコレート専門ガラスケースを導入し、レベルアップが見られる。(こっちの人はほんとうにチョコが好きみたい。雑誌のチョコ特集記事とかよくみる。)お値段はどちらも1つ50Rs以下とお得です。※プリンがつぶれてるのは持ち帰り用に型から出す為。ブラウニーは25Rs~で、ビター目な味がいけます。100RsのDenseChocolateというケーキが気になるけどまだ試してない(名前どおりのずっしりした包みで、食べきれるか不安になるくらいだから)。パウンドケーキ系は見た目はよさそうだけど疑問、以前レモンケーキを買ったけどあんまりおいしくなかった。
場所:Colaba地区、Colaba Gateway沿

Gaylord(ゲイロード)
レストランに隣接したパン屋で、ケーキショップも併設。ここのガーリックブレッドがおいしいよとドライバーさんに言われたのが最初。確かにおいしいし目の前で焼いてるから新鮮で気に入っている。それ以外の食パンWholeweatやBrownBreadもおいしい。クロワッサンやマフィン系はイマイチ。ケーキ棚にはデコレーションケーキが色々と並ぶけどヘビーそうなので避けつつ、ためしにエクレアとアップルパイを買ってみた。エクレアは真っ白なクリームが気になったが、シュー皮は結構おいしかった。パイは合格!ビスケット系パイ生地が個人的に好きなこともあるけど、りんごも甘すぎずホームメードっぽいシンプル味で気に入りました。ピーチパイもあるから次回トライしてみたいです(このパイはだんな君受けはあんまりでしたので独り占めにしましょう・・・)。こちらもパイが50Rsくらいでエクレアはそれ以下とお得。食パンも15Rsというお求め安さ。ダウンタウンまで出ないと買えないのが玉に瑕ですがイベント的に楽しめて、気に入ってます。
場所:Church付近NarimanRd(TeaCenter向かい)

2007年8月10日金曜日

Tea Center

こちらでは日本でイメージするようなストレートティーを茶葉から、、といった喫茶店が多くない、と以前書きましたが、ムンバイにはダウンタウンにインド紅茶協会が運営するお店があります。ここはお土産コーナーもあるのですが、産地からの新鮮な茶葉が並ぶのと、インド国内の複数の地方からのお茶が買えるので、旅行者にはオススメしたいお店です。喫茶コーナーでも産地直送茶葉を飲むことができます。最初だんな君と行った時は入り口が分かりにくくて開いてるのか不安になりましたが、喫茶コーナーは結構広くて、インド人の皆さんが普通の喫茶店のようにお食事してました。お茶だけでなくランチメニューとかあります。なぜか雰囲気は昔ながらの喫茶店(特に名古屋の喫茶店、と私には思えた)という感じ。ソファが古いけどクッション効いてて、布地は緑のベルベットみたいな。。。ガイドブックにはスコーンと一緒に銀食器でサーブされた紅茶の写真がありましたので、おおっ、イングリッシュハイティーみたいなことができるのか?と期待していきましたらば、スコーンは売り切れ中、ファーストフラッシュの紅茶はそっけないガラスのポットで出てきました。でもお茶そのものはおいしく、価格も1ポットで90Rsと妥当なお値段(街中のチャイよりはもちろん高いけど、茶葉の価格からいって妥当と感じた)。制服が一応ちゃんとあって、ターバン巻きのおじさんがお茶をサーブしてくれます。でも色々お茶について聞いても、誰一人分かる人は居ません(笑・・・)。その後何回かお土産コーナーに行って1人だけよくわかっている人がいることをかろうじて確認できた、程度です。。。

場所はChurchgate駅付近NarimanRd。

2007年8月9日木曜日

Kobe Sizzler

”Sizzler”と「"じゅうじゅう"と(鉄板で)焼ける音を表している」英語のようで、こちらでは鉄板焼きのお店の名前に使われています。鉄板焼き=日本のイメージがあるのか、こっちで有名なチェーン店でKobe SizzlerとYoko Sizzlerという2つのお店があります(KobeとYokoが日本語だってこともみんな知らないのかもしれないが)。だんな君がYoko-があまりよくなかったと言うし知人のご主人もKobe-よくないと聞かされたというので敬遠してたけど場所柄丁度よかったこともあり知人達日本人女性5人で食べにいってみた。

ぜったいこういうところは日本のステーキハウスのイメージでは失敗するよね、と、みんなで牛肉は失敗する確立が高いと分析し、チキンかベジをそれぞれが注文。私はチキンガーリックソースを頼んでみたところ(写真)これがなかなかいいお味。チキンの下にはフライドポテト(マッシュポテトと選べる)、キャベツ、ブロッコリ、インゲンマメ、人参、トマト、グリーンピースが所狭しとのっかっていて、食べ応え充分の280Rs、お得!ベジ系を頼んだ人には小麦粉コロッケが肉の代わりに乗っていて、ライスか麺が中に埋め込まれているのでボリュームも充分(ある意味ベジのほうが炭水化物が多くてカロリーオーバー気味かも・・・)で、240Rs!メニューには日本を思わせる”Chicken Hokkaido”とか”Teppanyaki”とかありました。もう、ほんとにお腹いっぱい(味も濃いしね)で食べれない!くらいでしたが、デザートにチョコブラウニーSizzlerがあったので体験ついでに5人で1つ注文。これまた鉄板の上にブラウニーとバニラアイスが乗って、サーブしたその場でチョコレートソースをかけて、”じゅうじゅう♪”言わせるもの。熱々で結構おいしかったです。5人の意見はみな、「評判のわりに結構いけますなー」というものでした。こんどだんな君も連れてきてみよう。
場所:ムンバイ市内に多数。

2007年8月8日水曜日

お知らせ:6ヶ月

直接お話できた方もいらっしゃいますが、昨年12月からムンバイ生活がスタートしてはや9ヶ月、その間旅行をしたり、メイドさんを雇ったり、お友達が出来たり、お店を探索したり、色々ありましたが、ムンバイのお水が合っていたのか??私こちらで妊婦になりました。現在妊娠6ヶ月に入り、色々考えた結果だんな君の赴任期間の関係もあり、日本で里帰り出産をすることになりました。なので、ムンバイからのブログも来月9月末までになりそうです。ネタになるのかなーと思いながら撮り貯めた写真も、今まで行ったムンバイおすすめのお店についても、今後わずかな時間でばんばん載せていかなくちゃと思います。あと、産婦人科にも通っているので、こっちの病院についても載せられるといいかなと。

まずはお知らせまで、でした。
beniが居るうちにムンバイにこようかなと思っていたアナタ!あと1ヶ月ありますよ~♪早く来てください \(^_^ )♪

2007年8月7日火曜日

道端で見られる色々な職業

街を移動するだけで、色々な人が道端でビジネスをしていることがよくわかる。野菜やジュースの露天、新聞スタンド、キオスクみたいな売店(+公衆電話設置が多数)などはバス停付近では当たり前の景色。いつも車で通りすぎては写真を撮るのを忘れちゃうけれど、この間ちー子たちと観光した時にいくつか写真に残すことができたので紹介。

きゅうり売り:ムンバイ観光のメッカ、インド門前にて。
子供はアイスクリームだけど、大人はきゅうりをむしゃむしゃかじっている人がおおいなぁと思ったら、すぐ横で販売中。皮を既にむいた状態でおいてあり、買い注文が入るとその場で半分にスパッと切ってくれます。好みによってピンクのハッカっぽいクリームをつけてくれます。暑い日差しの中では、水みずしくておいしいみたいです。まあ、スイカの薄い味と考えればありかもしれない・・・?

路上ひげそり屋:バスの通る大通り沿い、車中から撮影。
布をかけられた男性にスプレーをかけるもう一人。さっぱりした顔をしているから(そしてなかなかのイケメンおじさん)、もう髭剃りはほぼ終わった模様。イスも何もなく、横にビニールバッグがおいてあるだけの簡単なもの。タオルを取って終わったかとおもったらなんと散髪していたおじさんが目の前にあったタクシーを運転して出て行ってしまった、何者???もしかするとタクシードライバーの同僚にちょっとやってあげてただけかも?今考えると二人とも白い上下(ドライバー職に多い)で、近隣はタクシー駐車場になっていましたので。。。コレは例外でしたが、よく路上散髪屋、髭剃り屋、耳かき屋、をみかけます。散髪と髭剃りはさすがにmy椅子とmy鏡くらいは置いてあります。
路上散髪屋(椅子あり):マラバーヒル裏通りにて。
子供に囲まれている、のどかな感じの散髪屋さん。っていうかもしかするとこれも近所の子の髪を切ってあげているだけ、なのかもしれない。。。和気藹々楽しそうでした。


噛みタバコ屋:街中のレストラン前にて。
最近愛好者が減っているとは聞くが、このようなお店をムンバイではよく目にします。噛みタバコはパーンといって、キンマというコショウの仲間の葉っぱにスパイスをはさんで、それをくちゃくちゃと噛んで楽しむもの。クローブやシナモン、ハッカクリームみたいなもの、赤い粉みたいなもの、色々客のお好みによって調合するし、お店のオリジナルブレンドもあるみたい。このお店はいつもここに陣取って結構お客さんも来る人気店っぽい。その日もいくつかつくって小僧さんが配達にいってました。おじさんの手さばきも見事。※よく路上で大量の赤いまたは黄色い唾を吐いているおじさんはパーンを噛んだ後の人です。最初見たときは病気なのかと思った。。。

ドービーガート:洗濯場

前回のムンバイ観光スポット紹介から少し更新が遅れましたが、ここはやっぱり載せておきたいと思います。
ドービーとは洗濯カーストの人たちのこと。ガートまたはガットとは~場という意味で、つまりドビーガート=洗濯場ということになります。この写真はMahalaxmi駅の横にあるムンバイ最大の洗濯場です。小さいものは他にもあるらしいのですが、ここは大通りからすぐ見ることができることもあり、色々なガイドブックに載るくらいの観光?スポットになっているといえます。ここでは主に病院やホテル(どのレベルのものまでかは知らないが・・・)から出る制服やシーツといった洗濯物が運び込まれて洗われていきます。行った日は雨季の合間の晴れ日でしたから、沢山洗濯物が干されていました。車で駅前を通り過ぎる分には気がつかないのですが、車を止めて塀を覗くとこんなに整然と洗濯物が干されているんだ~と最初に見たときは感動しました。
洗濯の方法は区分けされた水溜に水と洗剤を張りそこに打ち付けるようにしていわゆる叩き洗い?です。お水の色は灰色で、シーツは何色に仕上がるのだろうかとかいらぬ想像をしてしまいます。この場所で5,000人は働いているとガイドブックには載っていました。今まで何度か人を連れたりして訪れてはいるのものの、階段下には下りたことがなかったのですが、インド通チャレンジャーな後輩H君はトコトコと降りていって作業場を覗きに行きました。お代の請求されるんちゃうかーと思ってましたが、そんなこともなく、ワーカーさんは入れ入れとニコニコしてたそうです。でも洗剤や色々な臭いがとにかくすごかったのでちょっと無理っぽかったみたい。ちなみに、洗濯と一緒にワーカーさん自分の体もゴシゴシ洗ってたらしいです(笑) 。