コーチンはケララ州の中間部に位置する町、州都ではないけれど海岸線に島が並び、大きな港を持つ産業都市とのことです。ポルトガルやオランダの影響もあり南インドはクリスチャンが多いことも特徴的。16世紀頃立てられた教会もいくつか残っていて、中でも一番の目に付く建造物が聖フランシス教会(Church of St.Francis)です。フォートコーチン地区の隅っこ、海岸近くにあります。入場料は特にとられず、ローカルの方も礼拝に来ていました。そうそう、コーチンはヴァスコ・ダ・ガマの最後の地だったそうで、その際この教会にお墓が作られて、その後ポルトガルに遺体は移送されたのだそうです。へぇ。
で、付近の海岸沿にはチャイニーズフィッシングネットと呼ばれている魚とり網が複数設置されていて、観光スポットとなってます。朝10時くらいとか(思ったより遅め)に6人がかりで網を下ろし、10分ほどたって引き上げると網に魚がかかっているという仕組み。この日はもう昼過ぎだし、漁は日曜日だから休みだ、なんて漁師のおっちゃんは言ったけどその近くで引き上げ始めたグループがいたので行ってみると観光客や休暇を楽しむ人々が珍しそうに集まって来ました。さかな大好きだんな君とエイト君が近づいていくと漁師の一人がお前らも手伝え、と声をかけてきたので”おりゃーっ”と他の漁師4人と力を出したところ、あっという間に小さい魚が、5匹ほどとれました。その間に人だかりができて、魚を見た観衆が&観光客のアジア人が漁をしてるってのも面白かったんでしょうね、わーわー盛り上がっていました。
でも、毎日同じ場所に網を仕掛けているのに逃げない魚って、なんて気前がいいんでしょう。。。のんびり南モードなんでしょうか。
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