今日8月15日(もう日本時間では昨日だけど)は、インドの独立記念日でした。祝日扱いになっているのでだんな君もお仕事はお休み。今年は独立60周年ということで、TVでも特集番組が沢山ありました。デリーなんかではパレードもあったとか。テロの心配などもされていたようで各地で警備にあたっているというような報道もされていました。beni家も近所にお買物にいったくらいで街の外には出ずに家でくつろぐ1日となりました(だんな君はパソコンでお仕事・・・でしたが)。
インドは独立と同時にパキスタンと分離したことから、特番ではパキスタンと今後どう付き合っていくのか、とか、分離したことについてどう思うかとか、著名人達のトークセッションなどもありました。その他のテーマとしては、インドの独立で自由を勝ち取ったことについてとか、インド統一に必要なこととかがあったみたいです。インド国民として一つにまとまるということは、今後のインドの大きな課題みたいだなぁとこちらにいると感じます。インド人といっても出身地域によって言葉も文化も考え方も違っているようだし、他人のことは基本知らなーい、っていう態度なんだなぁと思うこともあります。干渉せずに上手く共存しているのかなとも思いますが。
さて、そんな中、インドの国歌を紹介したいなーと思って今日はブログを書いてます。インドで映画館に行くと最初に国歌が流れるのですが(もちろんみなさん起立)、今回の独立記念日特番でもCMの間に国歌が度々流れていました。ちょうど先日ヒンディ語のクラスで国歌の歌詞を少しだけ習いました。歌詞の内容はざっと”あなたは運命の支配者、インドの運命を動かす者に勝利を”といったもので複数の地域の名前を挙げてインドは一つであるということを表現しているのだと思われます。国歌のもとになった詩はインドの詩人タゴールの作品だそうです。ネットで探したら丁度いいビデオがあったので、こちらにリンクします。興味のある方見てください。超長いバージョンですが豪華キャストの素敵なビデオです。前半は楽器演奏のみ、後半は歌手による歌(最初にアップになる年配女性歌手は超有名:ラタ・マンゲーシュカル)になってます。後半の歌のバージョンが映画館ではよく使われてます。いろんな地域の人がそれぞれに歌う、というコンセプトで老若男女入り混じる優雅なかんじが個人的には好きです。
Jana-gana-mana(ジャナ・ガナ・マナ)
2 件のコメント:
かなりかっこいいビデオだね~。
インドってバラバラなんだね~。
ふむふむ
>りばーさいどmkちゃん
州を越えれば外国みたいに思えることがある。自分が所属している物として、国よりも宗教やそれに関連する出身地のほうが大事なんだなーと思うことがたくさんあって面白いのよー。
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