はっと気がつけば出産からすでに1ヶ月が経過しています。あっという間のような気もするし、妊婦時代がずーっと前のことだったような気もして不思議。出産の日のことを忘れないように書いてみます(長いかも)。
12月12日付でブログを更新しているように、その日の午前中はまだまだ陣痛の兆候はなく、午後も近所の友人宅でインド料理を楽しんでいました。いつ産まれるんだろね、なんて友人達に言われながら家に帰って日課のお散歩をし終わったあと、あら?破水?と違和感を感じ部屋にもどってドクターの携帯に連絡するとすぐ病院にくるよういわれる。この時6時半(写真はお昼にたべたホウレン草のカレー ) 。
くーさんと二人、あたふた荷物をつめ、病院(隣のビルだけど歩くと10分くらいかかる)に行く。その間、だんな君にすぐに帰ってきてもらうよう電話。ドクターの診察で子宮口が4cm開いてるので1階で入院手続きしてそのまま陣痛室に案内してもらうよう指示される。1階の担当者のところへ行くと、「入院ですね?書類の記入をお願いします」、と長ーい英文を突き出され(緊急の際の判断を医者に委ねる契約書)、記入するよういわれ、「私破水しているんではやく案内してください」、といっても書類がないと受け入れられないの一点張り。その上、お支払いは現金?カード?なんて聞いてくる。書類をふらふらしながら記入すると、今度は入院施設の準備の為、30分待っていてくださいといわれ、、”だから破水してるってのー!”と思いつつも一応自分にもまだ余裕があるのか、冷静に対応する。結局待合イスに座って、こちらではよくあることだが、30分のはずが1時間待つことに(担当者ににらみをきかせるが効果なし(゚ー゚;)やっとのことで呼ばれると、で、クレジットカードでしたっけ?ここにサインをなんて平気で言ってる・・・「もうお腹痛くなってるし!!!」この時点で既に8時近くなっていたと思う。。。
ようやくだんな君が荷物をそろえて到着。なぜか3人とも入院部屋に連れて行かれ(自分の足で歩く、だから破水だっつーの!!)ナースすら出てこないので(写真は入院部屋のトイレを直す人達とぼけっと立ってる守衛さん、隣に青色のサリーを着た掃除おばちゃんもうろうろしてた・・・)”破水だ破水だ”と大騒ぎしてやっと車椅子に乗せられ、出産待合部屋に移動する。移動した途端、服を着替えろといわれ、バタバタと腕に色々チューブを巻かれたり、心拍計に繋がれたり、やっと出産が始まった~と実感。でもここでもおかしなことに、こちらは既に破水して、陣痛促進剤も投与され始めて、気が気じゃない状態なのに、ナースがやってきて、なんだか病院の規則を読み上げ始める。「外部の食べ物は持ち込むな」とかね。それって私じゃなくて付き添いの者に言うべきでは?と思うが思考力低下の為なにも言えず。そしてここでも書類にサインしろと言われる。。その上、またナース以外のおばちゃんがやってきて(青色のサリーだった)何を飲むか?ときいてくるので”何でもいい”というと温そうなモサンビジュース(オレンジとレモンの間の味の果物)を持ってきたけど、うーん、ここにきてモサンビを飲む気もしないので、くーさんが持ってきてくれた麦茶をこっそり飲む。
つけられたチューブから投入された陣痛促進剤が効き始めたのか、だんだんだんだん下腹部の痛みが激しくなってくる(普通陣痛は腰が痛いと聞いていたが私の場合は下腹部だけだった)。痛いけど、お腹が空いていることに気がつき、長いといわれる陣痛を乗り切るためにくーさんが作ってきてくれたおにぎりを食べようと努力するけど、陣痛の波がすぐやってくるのでなかなか食べることができない。のりを巻けだのお茶を出せだの陣痛の間にだんな君に叫びながらおにぎりを食べるけど3口くらいでギブアップ。促進剤がガンガン効いているようで痛みの波がどんどん強くなる。あとでNST(ノンストレステスト)の心拍記録で確認したけど、このとき9時半くらい。
痛みに弱い私は、あれ?無痛分娩の麻酔はいつうってもらえるのだっけ、、、と気がつく。
後半に続く・・・
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