2007年3月12日月曜日

青い街、ジョドプール

福ちゃんがムンバイに到着した翌朝、国内線に乗る為国内空港へ。約2時間のフライト後、ジョドプール(Jodhpur)へ到着しました。タール砂漠の入り口にあるこの街、日差しは強いが乾燥していて風が涼しいと感じました。到着したのは3月4日お昼過ぎ。実は今年の3月3日はホーリーとうヒンディーの春を祝うお祭りです(つまりこれから本格的に暑くなるということ)。ホーリーはヒンズー暦12月の満月とされ、その翌日午前中は色とりどりの粉や水を掛け合うと聞いています。しかも、聞くところによればジョドプールはホーリーの盛んな街とのこと。到着は午後だけど少し気を引き締めて到着。空港でも早速色の着いたシャツを着たままの人がちらほら、迎えの運転手さんも顔から手までまっピンク。空港からホテルまでの道でも青や黄色や赤、ピンク、に染まった人がわらわらわら、、、。午前中にほぼ投げ合うのは終わったみたいだけど、まだやっているグループも。ジョドプールの中心街、サダールバザール入り口ではそんな集団に遭遇しました(photo by 福ちゃん)。
ジョドプールの名物は、メヘランガール砦(Meherangarh Fort)とその城下町の風景。ここはラジャスターン州(地方)で、マハラジャが沢山いた地方の一つです。メヘランガール砦を取り巻く街はマハラジャの好みに合せて家々が青色に塗られていることから、ブルーシティーと呼ばれています(ちなみに、ピンクシティーとして有名なジャイプールも同じくラジャスターン州にあります)。砦のほかにもうひとつ、現在マハラジャが住んでいる王宮(Umaid Bhawan Palaceも有名で、着いてから行ってみたところ、隣接する美術館は日曜日で休館。結局砦に最初に行くことにしました。ガイドブックなどでは街から見上げた写真、例えば↑、が有名で、ただの岩の堅物かと思うけど、入ってびっくり、中は複雑に入り組んで門やら階段やらあって、内装もとっても繊細な美しい建物なんです。元マハラジャが今はこの砦のトラストを作って保護しているそうで、入場券と一緒に借りられるオーディオガイド(日本語あり)も丁寧に説明されていて面白かったです。
でもっやっぱり、ブルーシティーの醍醐味はこの砦からみた町並み。夕方の街が凄くきれいで写真とりまくりましたが、なんか見た目より青くないなぁ、カメラが古いから、ということにしておこう。ちなみに、ウメイドバワン宮殿は写真の一番奥にちらっと見えます。砦の見学は午後5時で終わりですが、その後7時から晩御飯を食べることができます。要予約なのですが入り口がわからないので門番さんに相談したら内線で予約してくれました。晩御飯はラジャスターンのターリーで、夜空を眺めながら、しかも前日が満月!砦のアウトサイドテラスからブルーシティーを見下ろしながら会話が弾みました(実は風が強くて寒かったんだけど・・・)。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私、今回の旅で一番気に入った町です。
すてきだった。