2007年3月14日水曜日

アグラ、やはり目的はタージマハル

ジョドプールからアグラへ、直行便が飛んでいればよかったのですがあいにくで、デリーまで飛行機で、その後チャーターしておいた車に乗ってアグラへ。今回の限られた時間の中で、インドならではのものを福ちゃんに見せたいと思っていた私達。ジョドプールを選んだのは小ぢんまりとした街かつマハラジャを味わいたかったからで、アグラを選んだのはせっかく北の地方へ来たのだから思い切って一番有名なの見ておこうという理由。このコースならば本来ムンバイではなくデリーinしたほうが良かったのかもしれないけど、私達の住むムンバイも見て欲しかったからちょっぴり強行スケジュールでがんばってもらいました。約4時間強の車移動。私は車酔いの薬が効きすぎて爆睡で景色を殆ど見ていませんでした。夕方にさしかかったウッタールプラデーシュ州との関所を超え、街灯もろくにないまっすぐな国道を一揆に進みました。写真は関所(税金を払う場所)に停車しているトラック達、渋いね(photo by 福ちゃん)。

翌日はお待ちかねタージマハル(Taj Mahal)。1km付近までしか車が入れないとのことで電動オートリクシャに乗り換えて門まで。入場料は750Rsと強気。ちなみに500mlペットボトルの飲み水がもらえます。この時期は既に暑くなり始めているのでお客さんも少なくなっているらしく、ピークの乾季(12月前後)は入場に1時間並ぶということもあるんだって。さすがですね、インドを代表する世界遺産。赤砂岩の正門を越えたらぽわんと丸ーい白く輝くタージが出てきました。やっぱり大きい。以前みたミニタージとはやっぱり違う。写真じゃあわからない?やっぱりこのドームの大きさとカーブの美しさ、本体とのバランスがぜんぜん違います。近づけば近づくほどその大理石の透明度が違うことに気が付きます。
ここの大理石はライトでテラスと明度が高いため光るそうで、象嵌細工というデザインではめ込まれた宝石がきらきらと光るんだそうです。だから、月光に照らされたタージは本当に美しいって聞きます。実は、moonlight taj が公開されていることを知ったのは旅程を決めてしまってからで今回は惜しくも1日ずれてしまった為やむなくあきらめたのですが、次回来ることがあれば必ず満月に合せてこようと思ってます(満月の前後2日間夜間公開、要事前予約)。メヘランガール砦もそうでしたが、すごいなーと思うと自然にカメラをパチパチ撮影しつづけてしまう自分。目で確かめるのと同時に、どうしてもこの風景を自分のものにしたいと思うものなのですね、カメラの腕がついてってないケド・・・。

その後小腹がすいたのでラッシーでも飲みにいこうとガイドさんに店を紹介してもらうものの、とっても清潔そうな観光客用でだんな君は面白くないと却下。ローカルマーケット(ここもサダールバザールという、なんちゃら銀座みたいな意味なんだろうか・・・いつか調べてみようかな)へ行こうと提案するとガイドさんはちょっと困りながらも連れて行ってくれました。ラッシーのよい店はなかったけど、道端のパコーラ屋台がとってもおいしそうだったのでそこで買って立ち食い(photo by だんな君)。パコーラとは小麦粉の衣をつけたてんぷら、フリッターみたいなもので、カリフラワーのとじゃがいものと食べる。スパイスが衣に効いていて、とてもおいしい(特に私は揚げ物好きですので)。後で聞いたらガイドさんも、お客さんと道端のパコーラを食べるなんてガイド暦12年で初めてです、って。おなかを壊して訴えられても困るから、観光客用のお店にしか連れて行かないんだそうです。私達はムンバイに住んでいるので多少インドの水にも慣れているだろうし、ということで連れて行ってくれたわけ。無理言ってごめんなさーい。福ちゃんもお腹大丈夫だったみたいでホッとしましたが。でも楽しかったよね(強制?)。

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