2007年3月3日土曜日

Horn Please!!

「HORN PLEASE, OK」(クラクションをお願いします)。街中を走るトラックやリキシャーの背面には色とりどりの文字でこの言葉が書かれています。

ムンバイに来てからずーっと感じていていつかブログネタにと思っていたことは、道路の騒音がすごいということ。車のエンジンやブレーキの音も多少は気になりますが、なによりもすごいのがHorn;クラクションです。あちらこちらで「ブーブー」、「ビービー」本当にすごいんです。そして、このクラクションの使い方がどうも日本と微妙に異なっていて、ひたすら鳴らしまくるのです。基本クラクションは”俺はここにいるぜ”ってかんじ。周囲の車に自分の存在を知らせるのが目的みたい。

そもそも、ムンバイ市内も郊外も、基本的に信号はあまりなく、かわりにロータリー状の交差点があり、また車の量も年々増えているらしく、渋滞は日常茶飯事。3車線に車が5台並んでいるなんてこともざら(オートリキシャが車の隙間に入ってくる)。隙間があればここぞとばかりにつっこんでくる。だからドライバーさんも負けじとつっこむつっこむ。で、その間を道を渡りたい歩行者ががんがん近づいて横切っていく。ということは、自分の存在を周囲に知らしめないとぶつかられてしまうってこと。最初はもうハラハラしっぱなしで乗っているだけでくたびれました。でもそういう負けないドライバーさんのほうが、結果的に渋滞を回避して早く目的地につけるということがあるんだけど。。

ちなみに、たまに「BLOW HORN」という表記も見かけます。あと、コチへ旅行にいったらほとんどが「SOUND HORN」と表記。ここでも地方色があるのかな、明日から旅行へ出かけますが、そんなのを見比べるのも楽しいです。ちなみにトラックの装飾は派手です。トラック野郎の心意気は万国共通??

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは!お元気ですか~?初カキコです。
インドの生活、ブログを読んでるだけでもわくわくします。
そういえば先日NHKでインドのトラックの装飾は文化だ!継承していかねば!と職人さんが特集でコメントしてました。たしかに気合はいってますね。

beni さんのコメント...

yucca!お久しぶりです。いらっしゃいませ~。そんな番組やってたんだ、おもしろい。確かにトラックはとっても派手で、文字に絵心を感じます。アルファベット表記もヒンディ語のナーガリー文字みたいに優雅にくねくねしています。気持ち、トールペインティングだっけ?の手法に似ているように思ったり。デリーで見たトラックに書いてある牛の絵を写真に取れなかったのが悔やまれる。次回、また。